「元気かえる展」の話題、「想像以上のカエルと出会った城下町」で立ち寄ったギャラリー自遊石(http://www.jiyuseki.com/)で見かけました。 見事にシャツが割れています。 実は、かえるの撮影をしながら、ガラステーブルの下、床の上にシャツがたたんであるなぁ、程度にしか見ていなかったのですが、よく見ると「割れて」いるではありませんか。 では、こちらの「シャツ」も…… やっぱり、割れてる。 このギャラリー、伊藤石材店の2階にあるんですが、サイトの説明では、
とあります。 驚きと同時に、私の中で「この辺りに置いてある日常生活品」が、「展示してあるオブジェ」になりました。そして回りを見てみると… まず、棚の上にハムエッグが置いてあるわけがありませんから、これはオブジェと分かります。 卵の黄身の部分の色合いは仕方がないとしても、ハムの微妙な色合いは一見すると石とは思えません。 こちらは、ケーキです。 上に乗った穴だらけの石が、クリスピーな歯ざわりを予感させてくれますが、そんな事をすれば、歯医者に通わなきゃならなくなるでしょう。 また、ちょっとケーキには見えないな、という人でも、こちらはどうでしょうか? 柔らかなピンクの石、生クリームを思わせる白い石。 微妙に美味しそうです。 ここに展示されている作品、ありふれた日用品が、実は石で出来ている、という事に素直に驚かされます。 特に、シャツの方は、かえるのヌイグルミを撮影した後、帰りがけに「え?石なの!?」と気が付いたほど、ごく自然に、そこに置かれてありました。 こちらの何気ない棚。 これを見て「石で作った本があるなぁ」と思ってしまった自分が迂闊でした。 店頭に並んでいてもおかしくない、このシャツ、でも石製! シワ1本まで、自分が石である事を忘れてしまったようです。 松本にお立ちよりの際は、是非にドウゾ。お薦めです。 |