iOS10.1にアップデートしても、iPhone5cの設定画面には「WalletとApple Pay」という項目は現れない。 また、標準「Wallet」アプリでも、クレジットカードの登録をするメニューも表示されない。 おそらく、これらは「TouchID」に対応した機能に限られるようで、支払い時に、タッチする事で本人確認にしているらしい。 したがって、iPhone5cでは使えない。 そこで、Apple Watch series2 に Suica を登録する場合は注意が必要となる。 幸い、iPhone5cでも、Suicaアプリはインストールできるので、カードの発行も可能だが、ここで「記名式」を選ぶ必要がある。 記名式と無記名の違いは、カードへのチャージ方法。 記名式:Apple Payかクレジットカード 無記名:Apple Pay Suicaは、発行完了時に幾らかのチャージが必要だが、iPhone5cの場合、Apple Payによる支払いが出来ないため、Suicaアプリに登録した クレジットカードによるチャージしか選択肢がない。 という事で、Walletアプリにクレジットカードが登録できないiPhoneでは、記名式を選ぶ。 一方、Apple Watchへのクレジットカードの登録は、特にチャージは不要なのでiPhone5cでも問題ない。 iPhone上の「Watch」アプリ内にある「WalletとApple Pay」から登録が出来る。 TouchIDは使えないが、各カード会社が独自の本人確認アプリなどの方法を用意しているため、本人確認はそちらで行う。 設定そのものは簡単だが、問題は、Apple Payに対応したクレジットカードを所有しているか否か。 こちら、カードの登録時にチェックしてくれるので、サイトの対応情報で判断するより、実際に登録した方が早い。 iPhone5c + Apple Watch series 2 での Suica/クレジットカードの登録記念として、覚え書きを記しておく。 |