寒い時期、お風呂から出る時に寒い思いをする人もある。 このご時世、浴室暖房があるから問題ない、という人もあるが、そういう人は読み飛ばせば宜しい。 さて、お風呂上がり、寒く感じるのは「水の気化熱」によるもの。 水が蒸発するときに熱を奪うが、これが、結構強いので、夏の暑い日に打ち水をするだけで温度が下がるほど。 お風呂上がりも、十分に温まった身体が、肌についた水分の蒸発程度で寒く感じるんだから始末が悪い。 裏を返せば、この水分を除去すれば良いのだ。 必要なもの:
手順:
イメージとしては、水面から出る部分を最小限に抑え、水面に出た部分に付着した水分を出来るだけ短時間に除去する。 重要なポイントは、それぞれの部分を拭いた後、タオルを固く絞ることだ。 固く絞ったタオルは水分を除去する道具となるが、湿っていると薄っすらと水分を塗り込む道具となる。 また、風呂上がり、肌に付着する水分量は意外と多いので、すぐにタオルは十分に絞れるくらいの水分を蓄える。 その結果、例えば、絞るのが面倒だからと、両足を一気に拭こうとすると、後から拭いた方の足は、むしろ寒く感じるだろう。 とても貧乏臭い方法だが、絞るプロセスに手抜きがあると、確実に寒く感じられるため、己の作業のいい加減さが思い知れる。 当然だが、裸でウロウロすれば、今度は室温・気温差で体が冷える。 早々に衣類を着用することをオススメする。 |