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これでもちゃんと仕事しています 〜東京出張のついでに〜

お出かけ出張日:2004/07/08
作成:2004/07/09

暑い。

夏に向かって、女性の肌の露出度が高くなる一方、サラリーマンのオッちゃんは、ネクタイなんぞ締めて汗を流している。

そして、そんな中・・・
こんなところを歩いている、私
場所は、JR浜松町駅、日の出桟橋に至る道中。
ついでに言えば、日の出桟橋は、写真奥の方に見える高架を過ぎた先だ。

そして、このクソ暑い風景を、携帯電話のカメラで撮影している愛知県から出張でやってきたサラリーマンが1人。
目指すは、東京ビッグサイト。

人には2種類ある。


嫌な事を先に済ませて、後でのんびりしたい人。
ギリギリまでのんびりしていて、最後にスパートする人。

ただし、途中で挫折する人は含まないものとする。

そして、今回の私は前者だ。
ビッグサイトまで、ゆりかもめ、りんかい線など交通機関があるが、駅から会場まで、結構な距離を歩く。
その一方、水上バスは結構、会場の目前に着く。

そういう理由で前者を選んでいる。

恐らく、浜松町から日の出桟橋の距離が一番長いが・・・
人は阿呆と呼ぶかもしれない(笑)


自虐的になりながら、日の出桟橋。
片道350円、往復で買えば600円。100円のお得だ!
しかし、船は出たばかり。あと20分程待たなければならない。

屋根のある乗り場付近で並ぼうとしている私。

「次の船まで時間がありますから、あちらで座ってお待ちください。」

文字で書けば親切そうなセリフだ。


あちらとは、炎天下で焼けているベンチのことですか?!


と叫ぶ事も出来ず、素直に従う私。
判断力は、暑さで流れ出てしまったようだ。

手持ち無沙汰なので、カメラを取り出す。
ほぼ常に持ち歩いているEOS Kiss デジタル。せっかくだから使おう。
あちらに見えるのは、有名テレビ局。こうやって見れば、田舎のパチンコ屋にありがちな建物に見えなくもない。
その横が、レインボーブリッジという奴か。
「どうして現場で血が流れるんだ〜!」というセリフで有名なドラマがあるが、彼の認識も間違っている。
血が流れたところを現場と呼んでいるのだ、刑事役として認識不足であろう。
また、手前の船は、クルージングなど楽しむ豪華(?)なお船らしいが、西原理恵子先生の恨ミシュランを熟読している私の中では、豪華船の認識はない(笑)

うわっ!暑さとは、人をこれほどまでに卑屈な人間にするのか!
イカンイカン。

これ以上、悪態をついても仕方がない。船が着いたようなので乗り込むことにする。
しばし、湾岸クルージングをお楽しみください。
      
うーむ、乗った側が有明方面を向いているので、景色が地味だ。
反対側は、お台場のちょっと派手な景色が広がっているが、それを無視して、一心に妙な形の建物ばかり写しつづける私。
でも、橋の下ってのは、それなりに絵になる・・・
・・・ような気がする。

色々と掘り返しているのか。
土砂を載せた船が往来している。

って、オッちゃん!
船、沈んでないか?!
ま、海の男は、小さい事にこだわらないのだろう。
そうこうしているうちに、見えてきた目的地。
相変わらず、ケッタイな形をしているなぁ。そのうち、パタンと倒れるぞ。
でも、目的地にたどり着く前に、まだイベントがある。
橋くぐりだ。
見た目以上に、ギリギリの高さ。
写っている船は、オープンデッキタイプだが、もし、満潮の時間帯に、このオープンタイプの2階に乗る機会があったら、ラッキーだろう。
予想以上のスリルを味わう事が出来る筈だ。

さて、到着しました。
会場はもう目の前。
パンフレットに使えそうな写真を撮りつつ、ひとまず、仕事なんぞに行ってきます。
一応、600万画素のオリジナル画像があります。関係者で欲しい方はご相談を(+_+)\☆バキッ!!

揺れる船上から、豪華な湾岸クルージングをお送りしました。



  ◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆ 時間の経過 ◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆



これでも仕事をキッチリこなしてきた。
多くの資料を抱えて、帰り道にカメラを取り出す気力はない程。だから、しばらく写真はなし。

ひとまず、都会慣れしたフリをして、Suicaなど使いこなす私。
行き先は、日暮里。
頼りになるのは、この地図だけ。

    (クリックすると、大きな地図になります。)
そう、あの「かえる屋ケロリン堂」さん(http://kkd.ne.jp/)の店舗に足を踏み入れようとしているのだ。


      
じゃん!
キッチリ到達している私!
いきなり大荷物で店内に入ってきた、汗まみれ+ネクタイに首タオルを巻いたサラリーマン。
驚かせてすみません。
お忙しい中、撮影許可など頂く私。
癒される〜♪

もちろん、あっちのタナも、カエルだらけ。
こっちのタナも、カエルだらけ。
デカい奴から、小さい子まで、サイズも大小取り揃えております。
     
もちろん、セレブな貴女を満足させる逸品も!
このウチワなんて、骨は竹製。ヘタなプラスチックを使った安っぽいモノものではない。
ついでに、このセリフ、私の人生の格言のよう!会社で使うと効果的。
このウチワ1つ取っても、素材にまでこだわって1つの作品が作られている事に感心させられる。
このような、心配りをされる作者さん、こんな人。

ジャン!
あ、違った。
こちらが、創作担当、みうら雅秋さん。
でも、何処となく、似ているかも・・・

笑顔で写真に応じてくださるが、何処となくポーズ慣れしているあたりが心憎い。
いやいや、何はともあれ、色々とお話など交わす。

うーむ、何と言うか、1人の芸術家として尊敬するだけでなく、会社員として独立して店を構えていることに敬意を追加して払いたい。
この地で、こうやって自分の好きな作品作りを生業とされているあたり、この笑顔の裏には様々な苦労をされてきたのだろう。
単に人が良さそうなだけでは、なかなか生き残るのは難しい。
やはり、どこかで経験を積んだりして、売り込みのチャンスは逃さない。
以前、こちらに足を運ばれた方で、水色のTシャツの希望のサイズに在庫が無くて、悲しい思いをされた、という話題になった時…
Tシャツのタナの中から、Tシャツを取り出すみうらさん。
そして、何故か、このような写真を撮る私。
これが2人の最初の共同作業、って違う(笑)
何か似通った電磁波を感じたその瞬間。

これは、Palmなサイトの皆さんが時折見せる、優しい煽り行為に等しい!

妙な親近感を感じた私であった。
そういえば、作品の中にも、単に「癒し」では説明できないネタも多く存在する。
単なる癒しでは反応しないが、こういうネタには反応する人も少なくないだろう。

何か、想像以上の満足感を感じ、今秋のWPC EXPO 2004の頃(笑)の再会を約束しつつ、店を後にした。

ちなみに、日暮里から店舗までのコースは「上級コース」であるらしい。
実のところ、方向音痴ではないので、さほど迷ったりしない自信はあるが、先に示した地図だけでたどり着くのは困難かも知れない(笑)
ひとまず、日暮里駅から店舗までの案内を作ってみたので、実際に足を運ばれる人はこちらを参照されたい。


さて、楽しい時間ですっかり忘れていたが、私は大荷物だ。
足など、体重分を差し引いても、結構重く感じる。いや、痛みすら(笑)

それでも秋葉原に足を運んでしまう私。
ついつい、日暮里の駅から、帰りの東京都区内の乗車券でなく、Suicaを使ってしまったための帳尻合わせもあるか。

何を買う訳でもない。
駅前で絵売り女と呼ばれる人種が居る。
来るたびごとに思うのだが、電気街というより、萌え萌え街になりつつあるような。
妙な店が増えたなぁ。

さて、一回りしたし、帰路に着こうか。

ウ〜ウ〜

何やら、駅前(電気街口)が騒がしい。
駅前は騒然。
萌え萌えの街が燃えたのか、と思うが、煙は出ていない。
意外なことに、こんな状態でも、あまり人は動揺していない。
うーむ、都会ではよくある事なのか。人々の反応が意外にクールだ。
最後は、携帯電話のカメラで撮影。
足を引きずりながら、秋葉を後にする。


会社勤めの身、出張やら何やらで、出かける場合がある。
だが、空き時間を適当に都合する事で、色々な場所に出かける事も可能だ。
たまには、肩の力を抜いて、出歩いてみるのも如何だろうか。
とても長い一日で、内容的には満足はしたものの、これで暑くなければ、と思わずにはいられなかった。


かえる屋ケロリン堂までの道


QVGAサイズ、携帯の待ち受けにドウゾ
本日の好日度:★★★★☆ 「暑いのはカンベン」