Go!Go!お出かけ〜気が向いたら更新想像以上のカエルと出会った城下町 〜松本市・元気かえる展〜2005/10/29 |
それは、松本かえるまつりでお知り合いになった、たい焼き「ふるさと」さんからの情報だった。
かく言う自分も、豊田から松本くんだりまで、単に「たい焼きが食べたくなった」という理由で足を運んでいる訳で、他人のことは笑えない。 お店から歩いて5分くらいのところ「ギャラリー自遊石」という場所で開催されているとの事で、足を運んでみる事にした。 この付近は散策にも適しているが、意外と自動車の往来が激しい場所もあるので、注意が必要だ。 やや、交通量の多いところを通って辿り着いた「自遊石」、正確に言えば、あまり目立たなかったので辿り着いたと言うより「発見した」に近いかもしれない。 ここらしい 階段を上がる途中にも、石で作られた「作品」が並んでいる。 個人的に気に入った『石ロボ』 「やぁ、よく来たケロなぁ」「まぁ、見てってケロ」 そして、一歩足を踏み入れた我々を迎えてくれたのは! ・・・続きは、CMの後で! などと三流テレビ番組じゃないが、少しずつお見せしようと思う。 タイトル「かえる1000匹大合唱」 「や、よく来てくれました。では、始めましょう」 マゼール氏による、演奏が始まる。 ジャン♪ ジャジャン♪ ジャジャ〜ン♪ ドド〜ン♪ 横から見ても、カエルの大合唱。 壁紙にしたら目が疲れそうな構図。ご連絡くだされば、壁紙サイズの画像を差し上げます。 あ、何か愛知万博に行った時の景色を思い出した… よく見れば、密集しているのをいいことに、イチャついているカップルも居たりする。 本当は? 1.ラブラブカップル 2.仲良し2人組み 3.単なるセクハラ 一体何匹居るのだろう、と愚問を持って数え始めてたものの、途中で挫折してタイトルを信じる事にした。 この角度だと、何かの講演会のようにも見えます。 河端さん、すごいの一言だ。 もちろん、1000人の大合唱だけではない。 次は「かえるの学校」を覗いてみることにしよう。 タイトル「かえるの学校」 何か、懐かしいねぇ、学校。生徒も背筋が伸びて宜しい。 先生も姿勢が良くて、好感度高いね。 「あー、もう、あの子ったら、横向いて!しっかり先生の話を聞くケロよ。」 中性脂肪やら血圧やら気にしなくても良い頃に戻りたいなぁ(涙) 「あ〜、私には構わず、学校内を紹介しなさいケロ」 この測定方法だと、身長と言うより座高にあたるが、カエルの普段の格好を考えると、意外とその方が普通だ。 何かしゃがみこんで身長計に叩かれているようで面白い。 ちなみに、体重測定は「はかり」で。ここで一番行列が出来そうな予感。 たまに、この視力検査表を無意味に暗記している奴が居るが、この検査表、最上段は分かりやすい。 しかし、昆虫類を主食とする彼らにとって、視力維持は死活問題ではないだろうか。 「じゃ、左の列、上の段から」「丸が並んでいるケロ」 「ピ〜ヒョロ」「キンキンコロコロ」「ケロケロ」「歌ってるのは誰ケロ?」 楽しい給食の時間だ。 「手を合わせて」「もう、頂いちゃってま〜す」 脱脂粉乳が大好きだった派と嫌いだった派の議論に始まり、「鯨を食べた」「コッペパンが好きだった」「ソフト麺が良かった」「給食にご飯がでた」「食べるのが遅くて困った」等等、色々な思い出があることだろう。 このかえるの学校も、そんな出来事を思い出させるような風景が展開されている。 デザートにバナナ…、バナナなんて、病気の時にしか食べられなかった、って、それはいつの時代だ。 そして、中には、途中で吐き出してしまう悲しい事件もあったようだ。 学校の雑巾が牛乳臭いのは、そういう事が原因だったのだろうか? 「ところで、先生はどこ?」 「先生は、あっちで弁当たべてるケロ」「新婚さんの愛妻弁当だケロ」「ヒュ〜ヒュ〜」 そう言えば、校長も早弁してたなぁ。 さて先生の弁当は・・・、 「な、何ですかあなたは、勝手に教室に入ってきて」 色々と細かく作ってある事に感心するが、給食などは最近の「食玩」とよばれるものを上手に使ってるように見える。集めるだけよりも、有効的な使いかだな、と思ったりする。 さて、長野と言えば諏訪大社の「御柱祭」という奇祭がある。 急坂を丸太と共に滑り降りるという、とんでもない危険なものだが、祭りに夢中になってしまった男衆には、危険なんぞ酒のつまみにもならないと思っているに違いない。 そんな祭りの様子を描いた「下社の木落とし」、かえるの世界にも存在する。 タイトル「下社の木落とし」 タイトル「下社の木落とし」 それが今、目の前にあるのだ。 「それ〜」「乗れ〜」「行け〜」「逝ってよし」 「わぁ〜」コロン、コロン、ケロン 崖のような坂を、一気に滑り降りる〜。「ケロケロ〜」「ちょっとちびった…」 ことごとく上手に作ってあると感心させられる。 「そら行け!やれ行け!」 青と赤の2匹のカエル。「ここで縄を引っ張っているの何でだろ〜」「何でだろ〜♪」 天下の奇祭、観客に見守られて丸太を落とす 正確に言えば「丸太と落ちる」でしょうね。 ホームパーティをしているカエルたち。 「スティーブはどうしたケロ」「最近、エドの姿を見ないケロ」 「やっぱり、アメリカ牛は怖いケロ」「日本人の安全なんて考えていないケロよ」 「田舎はいいねぇ、田舎は。」「最近、落ち目の芸能人が泊まりに来るケロねぇ。」 「すごい」を通り越して「偉業」という言葉がふさわしいこの作品展は、ギャラリー自遊石(http://www.jiyuseki.com/)で、行われている。 たまたま行った松本で、偶然行われていた「元気かえる展」、縁とは不思議なものだが、この多くのカエル達に多くのパワーを貰った気分。とても良い一日だったと思う。 さて、最後に、ケロリン・マゼール氏に代わって、指揮者になった気分になって貰える写真を用意した。 1000人を指揮するマエストロになった気分を味わって貰えれば幸いである。 「え?あなたが指揮をするケロか?はいはい、じゃ、お願いするケロよ。」 カラヤンを目指すか、ストコフスキーのように振舞うか、バーンスタインのように舞って踊るかはあなたの自由 |
本日の好日度:★★★★★ 「惜しむらくは明るいレンズが欲しい」 |