Go!Go!お出かけ〜気が向いたら更新松本かえるまつり2006 〜松本市〜
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昼下がり。 ■「お天気は持ちそうですわねケロ」「そうですわねケロ」 ナワテ通りの雑踏の中では、極めて普通のスタイルだった派手なライムのTシャツも、さすがに街の中では目立つようだ。 ナワテ通りの盛り上がりぶりを、妙なところで感じた気分だ。 とり急ぎ、作業を済ませて戻る事に。 ナワテ通りが近くなる毎に、早足になっている自分に気付く。 千歳橋から眺める水辺のテント。そこ響いてくる楽しげな笑い声は、どこかしら気分を落ち着かせ、また盛り上げてくれる。 ■女鳥羽川に響く楽しげな笑い声。大盛況の水辺。 ■緑の中を走り抜けてく真っ赤なベロタク♪安全運転です。 いつ足を運んでも「音楽と共に受付の人が踊っている」という奇妙な習性を持った西口付近が静かになっていたのだ。 そろそろ「信州大学YOSAKOI祭りサークル『和っしょい』」による演舞イベントが始まる時間。 皆、そちらに集まっているのであろう。 とり急ぎ、会場に向かう事にする。 鳥居の前の会場は、すでに黒山の人だかりになっている。 そして、ちょうど始まりの時間のようだ。 ■ベロタクにも負けない赤の衣装がまぶしい〜 多少、異なる文法的に不適切ではあるが、しっかりした女性を「凛とした」などと表現する事がある。しかし、ここではむしろ「威風堂堂」の方が適当だ。 マジ、カッコイイ。 ■「高い席からではございますが〜」 のだが、あまりに人が多いので撮影に苦労する。 何せ、この人込み。カメラを構えるのがギリギリの状態。 撮影のタイミングと方向がかなり限定されてしまった事を、あらかじめお断りしておく。 ■人垣と呼ぶに相応しい混雑振り ■楽しげで、でも力強い ■でも、ちょっと気を許すと、こんな人込み画像になってしまう 力強くも、また、良い表情で演舞する男性陣、見ていて気持ちがよい。 ■手前の彼は、ちょうど顔が見えない。良い表情だったのに惜しい。 この会場の近くに出店している「かえる屋ケロリン堂」さんの計らいにより、荷物置き場になっていたベンチの一部をお借りする事ができたのだ。 手馴れた人やプロのカメラマンは、小さな脚立を持ち歩いて撮影している中、この高さはとてもありがたい。 高いところに登ったついでに、作戦を変更。 全体ではなく、もっと視界を絞って撮影する事にするため、90mmのレンズに変更してみる。 ファインダーを覗くと、おお、力強さが伝わってくる。 では、早速、その感動をお届けしよう。 ■ジャンプ!・・・とっても中途半端な画像デスネ タイミング、取るの難しいなぁ。 レンズによって切り取られる「個」の風景。 そして、それは全体の様子を直接見せるよりも、全体の様子を伝えるのに的確な場合すらあるだろう。 たまたまレンズの前に来た一人の学生さん。 彼の仕草や表情は、この演舞の雰囲気を伝えるのに十分足りるのではないだろうか。 ■手を高々と掲げて ■そして、舞う ■背中もクール ■名も知らぬ学生さん。サンキュウです。 それは、まつりに相応しい「力」だ。 しばし、祭りの席では何でも「縁起物」で済ませたりするが、その存在理由を頭ではなく心で理解できるような楽しげで力強い若者たちによる演舞。 見る人を魅了して飽きさせないだろう。 ■楽しげに舞い ■楽しげに踊る ■良い表情だ ■あ、えっと、「ぴょん」? 見覚えのある顔の発見で、西口がガランとしていた訳が理解できた。 「和っしょい」つながりで参加している仕事人も少なくないのだろう。 この「つながり」を大切に、このまつりを、この街を、そしてこの国を守って欲しいものだ。 ■「やぁ!」 まつりの後の何とやら。 演舞のメンバーが退場した後の、広場前は何事もなかったかのようなまつりの雑踏が戻ってきた。 そして、何事もなかったかのように、カエルの着ぐるみくんも活動を再開した。 ある意味、かえるまつりにおける日常的な光景が戻ってきたと言えよう。 もちろん、演舞の余韻は会場の力となって、漂いつづけていた事は確かだ。 ■「頭からパクっと食べちゃうぞぉ〜」子供の腰が引け気味なのが微笑ましい |