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2007松本「縄手カエル祭」 〜松本市〜

    カエル祭撮影団、西へ
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 カエルルームを出て、ひとまず東口に向かう。
・・・実に閑散としている
    東口
    ■特に人が居ない時を狙った訳じゃありません。
店も少ないし、駅からも離れているため、毎年の如く静かな雰囲気で時間が流れているのが東口なのだが、今年もそれは変わらない。
だが、いつもと違う事が1つある。
商店街の顔「ガマ侍」が東口に居るではないか。
    東口
    ■東口に移動したガマ侍と、意外と人気な「顔ハメ」
このガマ侍たち、すっかりナワテ通りの「顔」として、有名になったが、ずいぶんとボロボロになってしまったものだ。
    がま1
    ■「おぬし、今年もカメラ小僧か?」「いえ、小僧じゃなくてオッさんです」
    犠牲者
    ■「うむむ、拙者はカエルツボカビという奴らしい。助けてくれぇ。」
    グロ注意
    ■「ワシなんか、腕が、腕がぁ、ぎゃああああ」
この作品を作った学生の皆さん、おそらく、後輩たちが立派に育っている頃であろう。
是非とも「ガマ侍を助ける会」を結成して、リフォームじゃなかった、治療してやって欲しい。
ところで、何の告知もなく東口にガマ侍が移動した訳ではない。
キチンと転居の案内が貼ってあった。
    すぐそこ?
    ■「ガマザムライは東口に移動しました。」
ただ、東口の受付に貼ってある事に、どれほどの意味があるのか分らない。
「ああ、確かに『すぐそこ』だなぁ」という辺りがお茶目だ。
    超親切
    ■ガマ侍を発見してから、この貼り紙を発見しました。
さぁ、今来た道を戻って、西口に向かってみよう。
ともすれば、レポートを書く「ネタ探し」のために、無理にでも目的を探してしまいがちだが、むしろ、何も考えず、ブラブラと歩いた方が面白いのではないか。
おお、何だか、この旅レポートの基本中の基本を思い出したようだ。

しかし、店頭に取り残してきた我らが販売員も気にかかる。
ひとまず、茶でも差し入れつつ、様子を見る事にしよう。
    店頭にて
    ■「あ、帰って来よった。
    おまいさんがブラブラで歩いている間も、店番しているオイラのことを少しは褒めてケロ。
    だいたい、暗算が苦手だから電卓を借りているけど、計算するのも大変なんだケロよ。
    販売員と言っても、素人なんだから、色々と大変だし、もう、本当に(以下略)」
と言いたげな様子だったが、そんな事を口に出さない販売員は大人だ。
このレポートの完成は、我が弟子なくては完成しなかっただろう。
もしも、このレポートを褒めて下さるキトクな方が居られたら、その8割の賞賛を我が弟子に向けて欲しい。
    美人店員
    ■「はいはいはいはい、美人店員の出前が通りますよ〜」
しばし、店頭で佇んでいると、目の前を1日余分に煮込んだ「じゅげむ」のカレーが通ってゆく。
こんな時でも、カメラ目線とポーズを忘れない。この御人のセンスには脱帽させられる事ばかりだ。
続いて(続いている訳でもないが)登場したのは「チンドン屋さん」だ。
    ちんどんちんどん
    ■「テンテンドンドンテンドンドン」「それは違うキャラや!」
騒がしい音をリズミカルに響かせながらこちらの方に向かってくる。
賑やかな通りが、さらに賑やかになった感じだ。
あ、こちらのお姐さん、はい、ポーズ!
    ベストショット
    ■ある意味ベストショット?いわゆる変顔写真ですね。ゴメンナサイ
シャッターを押した時は、満面の笑みが撮れたと思っていたが、後で見てみると、若干、タイミングが悪かったようだ。
お姐さん、ゴメンナサイ、と心で謝りつつ、笑顔が素敵だったので写真は使わせてもらいます。
後ろについているのは、今回のカエル祭のメインスタッフ、松本大学の学生さんだろうか。
    スタッフジャンバー
    ■松本大学の皆さん。皆さんお揃いで「オレンジ君」
オレンジ色のお揃いのジャンバーの背中には「地域づくり考房」と書かれているが、なるほど、地域のお祭に協力する事で地域づくりをするんだな、と思いつつ、手に持っているものと「地域づくり」の関連性がわからない。
    金属バット
    ■もしかして、お姐さんの親衛隊ですか?
えっと、どういう方法で地域を作ろうというのか、金属バットとの関係を中心にレポート用紙5枚程度にまとめて頂けませんか。

朝(といっても昼前に来たが)に比べて、雲が厚くなり日差しが陰ってきている。
    どんよりそら
    ■何度も前を通る事になる、四柱神社前
その分、蒸し暑さを余分に感じるようだが、大きなカエルがあちこちで休んでいる様子が見られるカエル祭は面白いといえば面白いし、奇妙といえばそれまでだ。
    お休み中
    ■人込みの中で、違和感なく大きなカエルが休んでいます
    元気だピョン
    ■こちらのカエルは、まだまだ元気です
四柱神社前で店を出し、午前中に既に完売状態の「モッケ旅団」の末吉晴男さんが妙なものを持っていた。
「いや、アルミのものが好きなんだけど、鍋を売ってるのを見かけたので全部買ってきちゃった
    大量の鍋?
    ■「全部買ってきちゃった」アルミ鍋
確かに、大量に「鍋」を持っているのだが、半端な量じゃない。
「いや、全部買うから、安くしてよ、って言って買ってきちゃったんだけど」、って本当に全部買うとは、店の人も思わなかっただろう。
    大量だよ鍋!
    ■よく見ると、大量に重なっているのが良くわかります
「フタを開けたら、中にお弁当、とか入っていたら面白いね」とか訳の分らない話をしているうちに、ついつい、引き込まれて、フタつきアルミ鍋とお弁当と直火OKという話で盛り上がってしまった。
なんとも不思議な御仁だ。
    大量だぜ鍋!!
    ■いっそ、ここに時計を仕込んで目覚まし時計とかダメですかね?

ん?あれは?
    舞踏
まさしく、あの姿は!
    舞踏
出ました!!
    誕生
今年も元気に参加、舞踏の本木幸治さんだ。
    本木幸治
昨年のファーストインパクトから1年、セカンドインパクトとなる今年は、既に気持ちが「期待」に変わっていることに気付く。
最初に見たときは「どうなるんだろう?どうなるんだろう?」という不安と期待が入り混じる驚きに満たされていたのだが、今年は不安要素は少なく、むしろ「これからどうするだろう?何をするんだろう?」という期待の方が強くなっている。
脳が理解する、という事はこういう事なのかと思いつつ、シャッターを切る。

もうすぐ西口だ。
何だか人が集まっている。
受付付近のこの人だかりが意味するものは何か?
    人だかり
    ■音楽が響きながら、西口に人が集まっているといえば…
ああ、やっぱり、ここにも個性的な人たちが居た!
昨夜、会場を熱くしてくれたオッちゃんたちだ。
今年も、西口で街角ライブを行っていた。うーん、元気だ。
    おっちゃん
    ■「さぁ、今日も、ノリノリでいくでぇ!」
観客の中には、やはり昨夜、会場を熱くしてくれた、あの小さなレディの姿もあった。
かえるまつり、好きな人は2日連続なんだなぁ、と自分の事を棚に上げて思ってしまう。
自分を棚に上げても、体重を支えきれず棚が壊れるかもしれないが、この小さなオタマレディなら、棚の上に飾っておいても悪くないだろう。
    おタマちゃん
    ■「オッちゃん、今日も、元気やなぁ」
そんな訳で、西口到着の頃、ライブも終了。
    ばいばーい
    ■「名残惜しいけど、また来年!」
東から西への横断。
ここに至るまで、色々な人と出会ったが、中々、個性的な人ばかりだった。
カエル祭り、そこに集う人々とのふれあいも、本当に面白い。
しかし、かえるまつりレポートなのに、カエルが少ない、とお嘆きの方、次は可愛いカエルが多数登場する、あのイベントをお伝えしよう。

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