あおなみ線という選択肢

鉄道網という点では、まったく孤立している豊田市界隈。

個人的には、東京・名古屋間よりも、名古屋・豊田間の方が長くて苦痛に感じます。

そもそも、自動車の街ですから、鉄道の優先順位が低いのは仕方がありませんが、トヨタの本社が豊田市でも、名古屋のオフィスは名古屋駅という公共交通の便を優先して選んだようなところもある訳で、この辺り、もう少し頑張って欲しいと思います。

ということで、名古屋駅までどうやって行くか、と考えると、名鉄電車で名古屋市交通局の地下鉄につながる豊田線・鶴舞線を使うか、知立に出て名鉄本線で名古屋駅に向かうかの2択となります。

別の選択肢として、豊田市駅から名古屋駅まで直通の高速バスがありますが、座って行ける一方で、座席数は普通の大型バスなので、電車ほど乗れないのが残念なところ。さらに、名鉄バスに乗って、赤池駅まで行くとかいうルートを採れば、もう少し選択肢も増えますが、実用上は現実的ではありませんのでカウントしません。

そんな中、ふと考えるのが、車で行くという選択肢。

都会の駐車場は探すのも大変で、空いている保証はないし、料金も高いし、半ば、博打のようなものなので、直接向かうのは難しいですが、そこそこ、最寄りまで車で行ければ意外と楽じゃないかとも思います。

ということで、目をつけたのが『あおなみ線』という選択肢。

豊田市から伊勢湾岸道を通り、名港中央で下りると、あまり混んでいないことで知られるレゴランドがある金城ふ頭に到着します。そして、レゴランドに比例してあまり混んでいない、大型の立体駐車場があり、平日なら1,000円、休日も1,500円で打ち切られるため、比較的安価に感じます。

高速料金やガソリン代も使いますが、混雑する街の中をウロウロと走り回るなら、よっぽど安い買い物だと思うのは、価値観の相違かもしれません。

豊田市内から約40分で金城ふ頭、そこから、あおなみ線で25分程度。混雑リスクをお金で買ったと思えば、意外と安いと思いますが、如何かと。

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