スター☆トゥインクルプリキュア、最終回。
最近は、後日談として大人になった姿を描くのと、次作のキャラクターが登場するのが定番ですが、今回も定番に沿っていました。
「宇宙」がテーマのプリキュアですが、宇宙を軸にして異星人を登場させることで、自分とは違う他人を受け入れることを表現していますが、そういう意味では異色の存在かもしれません。
いや、同級生がプリキュアになるのが流れでしたが、今回の5人は主人公基準で考えれば、他の4人が先輩、先輩、異星人、異星人という組み合わせ。それだけでも異質ですが、学園ドラマが中心だった時代にくらべて、学校生活も描くよ、という感じなので、話のバリエーションが豊かな一方、多少詰め込み過ぎなのかも知れません。
何にしても、1年かけての成長の姿は結構、感動しますが、最終回で大人になった姿とか見せられちゃうわけで、これはもっと感動します。
人生的に眺めれば、いいとこ取りかも知れませんが、スポ根ものでありがちな「ぜったいにあきらめない」をきちんと女の子にも叩き込んでいるシリーズなので、それもまた有り。
ひとまず、1年が終わった感じです。