Go!Go!お出かけ〜気が向いたら更新松本かえるまつり2006 〜松本市〜
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ヨコシマのオッちゃん、昨年もコンサートで盛り上げてくれた、さわむらしげはるさんだ。 ちなみに去年は「さわむらしげはる と にこにこ楽団」、今年は「さわむらしげはると飯山ガキデカジャグストンパーズ」の皆さん。 うっかりすると舌を噛みそうな長い名前だが、複雑すぎてパンフレットの表記の方がより難しく誤記されていることはナイショ。 ステージでは、さわむら氏による恒例(?)、関西系のお笑いをちりばめた「客の心をぐっと掴みまっせ」的な前説、というかコントが繰り広げられている。 ■『はい、みんな、良ぉ来てくれた。おおきに』、以下2重カッコは関西風でドウゾ。 ■『誰が何と言おうと、カエルちゃんやで。ゲロゲロ。』 ■『ハンドパワーで・・・ヤッ!倒れます。ゲロゲロ』 ■『それでもカエルちゃんは元気です。ゲロゲロ』 ■『続いて、ガスを注入します。ゲロゲロ』 ■『見事に立ちます。ゲロゲロリ』 ■『どや、どや、オもろいやロ。ゲロゲロゲロリ』 写真のタイムスタンプを見ると約10分間続いた袋芸。まだまだ元気な昭和27年生まれ。 そこらで地べたに座り込んでいる若者も、こういう大先輩を見習うべきだろう。 少なくとも、トコトンまでやり続ける関西系のお笑いの真髄、「ここまでやるかぁ!」を見せ付けられた気がする。 さぁ、楽しいステージの始まりだ、と何気なく先ほどのコントをなかった事にしようとしている書き方で申し訳ないが、悪意はない。 ■『さぁ、皆の衆、歌えや踊れや〜』 ■「待ってました〜」「ええど、ええど〜」 いや、歌って踊るパフォーマンス、ステージでは狭すぎるのだろう。 早々に地面に降り立つ。 ■『やっぱり「ぞうさん」のカエルさんバージョンで』 そして、ぞうさんのリズムに合わせ、身近にいたお客さんを何気なくGETしているのは「みんなで楽しみましょう」コンサートの極めて自然な形だ。 ■『ぞうさんのお鼻は凄いんだぞ〜♪長くって太いんだぞぅ〜♪』「パオ〜♪」 ■『ぱおーん♪』 ■「ぱおーん♪」 歌の力とは、なんと ■「ママー、ボクを置いて遠いところに行かないで〜」 ■「大丈夫、悪い人じゃないからね」「ふーん・・・(ジーッ)」 そして、その騒ぎは、単に座席周辺だけでなく、周囲ので見守るお客さんを次々に巻き込んでの大騒ぎに発展しつつある。 ケロウィンの子供たちはもちろん、仕事人も続々とその騒ぎに取り込まれつつあるが、その様子はまるで磁石にくっつく砂鉄のよう、もしくはブラックホールに吸い込まれる物質とも言うべきか。いや、ブラックホールを見たことがないから何ともいえないが。 ■ケロウィンの子供たち、はもちろん参加 ■そして、仕事人も集団の中に取り込まれてゆく ■『こっち、来ぃ、はよはよ』 この盛り上がりの中では、呼ばれて行かないという選択肢はありえない。気が付けば、ずらりと並ぶケロウィンの子供たち。 ■『よぉ集まってくれた。一緒に踊ろうね。でも、ギャラはでません。』 気が付けば、かなり前の方に集まったお客さんたち。 ■この時点で、遠巻きに見ている人は少ない。 無茶な数のハト達も、何の事かと集まってきたようだ。 ■「何の騒ぎだポッポ」「分からんポッポ」「豆くれポッポ」「そらやるぞポッポ」 音楽に合わせてグルグル回る人たち。楽しそうだが、そのうち、バターになるような勢いで回っている。 ■あっという間にグルグル回る魔法陣の完成。いや、楽しそうな円陣から歓声です。 オッちゃんの次なる行動は『さぁ、どんどんそっちもそっちも手をつないで』だ。 見る見るうちに、つながる人の手と手。 ■『はいはい、そっちもどんどん手をつないでつないで』 会場全体を巻き込んで、グルグルグルグル回転を始める。 ■くるくる回る〜♪、って曲ではありませんでしたが。 まったく面識のない人同士、何か照れながらもオッちゃんの勢いに乗せられて輪の中に吸収されてゆく。 下手な親善大使を派遣するより、こういうオッちゃんの方が世界平和に多大なる貢献をする筈だ。 ■極めて自然に輪の中に吸収。これは名人芸の域。 ほんの数十分前には、まったく面識のなかった筈の人たちが、今は手をつないで笑いながら回っている。 生ぬるいようだが、平和とか友好とかは、こういう何気ない1歩から始まるのではないだろうか。友好のために謝罪しろとかいう連中にも教えてやりたいところだ。 ■気が付けば会場全体に広がる大きな輪。人もカエルもみな一緒。 このコンサートの時間と重なって、四柱神社で結婚式が行われており、厳かな式の時間には、マイクやらアンプやら電源を切る事になっている。 ぐるぐる回って、残り時間はあまり残っていない。 『最後は、みんなで元気に飛び跳ねるよ〜』 ■しゃがんで、しゃがんで〜 ■やぁ! 会場全体を巻き込んでのコンサートは無事に終了。 ■「さ、ケロウィン、行くよっ!」 |