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松本かえるまつり2006 〜松本市〜

    せ、正義の味方もやって来た?!
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 かえるまつりも残すところ、あとわずかとなった。
心配していた天気だが、雨に降られることなく終われそうだ。良かった。
さて、ステージでは、風来直(かざきなお)さんのコンサートが始まったようだ。

 風来直さん、サイトには、このような方であると書かれている。
    ほっと癒せる弱酸性の歌
    男らしい中性のギター
    カラっと味付けアルカリ性のキャラ
どうも「カエルの被り物を着てギターを持っている人」という印象が強い上に、音楽を評する言葉を持ち合わせていないのでよく分からないが、あらためて曲を聴くと、ああなるほどと思う。
    直さん
    ■歌うだけでも大変なのに、楽器を弾きながらって、無条件で尊敬しちゃう。
音楽に湿度があるのかどうか分からないが、恋愛の歌を歌っても、それからはドライな印象を受ける。
いや、気持ち的な「ドライ」という意味ではなく、「爽やか」・・・、それも違うな。
とにかく、心地良くて力強い、そんな印象を受ける歌声が、夕刻の四柱神社に染み渡る。
    使用上の注意
    ■アルカリ性キャラから出る弱酸性の歌。混ぜても危険はない。
まぁ、それではタダのライブになってしまうのだが、ここはやはりかえるまつり。
中性の音を奏でるギターには、しっかりカエルが居座っている。
    それは禁則事項
    ■「本当はオイラが本人ケロ。歌っているのはダミーなのケロ」
さて、この流れる歌声を聴きながら付近を散策する事にしようか。
    機材アリ
    ■PA越しの風景。たまには、こういう写真も。
ふと、会場の脇にある看板に目を向ける。
    かんばん
    ■フランソワとタマサブロー、でかい看板です。
確か、数週間前まではタダの白い板だったのに、何だか立派に仕上がってるなぁ、とつくづく思う。
デザインを考えて、作って、送って。
それなりに苦労したデザインチーム「Ohyoi3s」だが、その作業を引き継いだ誰かの手も、また苦労して、こういう形あるモノを作り上げる。
そんな雰囲気が会場全体を覆っているから、皆が笑顔で楽しんでゆくのだろう。
会場で走り回る仕事人がまつりを表現する「動き」ならば、この手描き看板は、かえるまつりを「静かに」伝える仕事人だろう。

仕事人といえば、今年は浴衣を着ているチャーリーくん、今年もチャーリーなのかは分からないが、君も立派な仕事人だ。
    ケロちゃん
    ■「お天気、大丈夫だったケロね。よかったケロ。」
何だか去年は、暑さでグッタリしていた記憶があるが、今年はまだまだ元気そう。
浴衣姿が涼しそうだ。

のらりくらりと射的なんぞを楽しんでいると、ステージで「たいへんなこと」が起こっているとの放送が入った。
わぁ、何だ?と思った瞬間、銃でウンコを狙っていた撮影団助手を置き去りにして、現場に走った(後で叱られた)

うわっ、どうなっちゃったの?!
    緑と黒
    ■「こら、黒いのお仕置きしちゃる」「緑色の保護色の癖に生意気な!」
何か緑色と黒いのがステージ上で大暴れ。
こういう場合、黒い方が悪い奴と相場が決まっているが・・・、
    正義の味方
    ■「えっと、私、正義の味方やってます。」
正義の味方っぽい方も、どこかしら怪しい風貌をしている。
かっこいいポーズ、決まった!
    正義の
    ■決まりすぎるほど決まった〜!効果音は「ケローン!」
でも、その直後に、何か謝っているようで、正義の味方っぽくないような・・・。
    味方?
    ■「えっと、決して怪しいモノではございません。」
炸裂するアクション、吹っ飛ぶ悪者。
    アクション
    ■本格アクション in 四柱神社
そして、派手なアクションのたびに、めくり上がる敷物。
かえるのねーちゃんさんによれば、あの敷物を直しているオッちゃんこそ真のヒーローなのではないか、とのこと。
    味方?
    ■「最近の若いのは、乱暴でねぇ。まぁ、あっしも若い頃は…」
ああ、なるほど、と納得しているうちに、何かスカート短いお姉ちゃんキャラも登場。
というか、萌えキャラ要員?
    萌え要員
    ■大抵の場合、悪の組織は地球征服よりも女の子をイジめる事に命をかけている。
気が付けば、わざとらしいほどの勧善懲悪ヒーロー物が出来上がっているではないか。
    総員そろいました
    ■正義と悪とロリキャラ、必要な役者は揃った
でも、嫌いじゃないぜ!というかむしろ好きだ!
もともとテレビのヒーロー物を見て育った世代なので、この手のヒーローを受け入れることに抵抗を持っていない。
目の前で行われているアクション。たとえ、機材を気にしながら転んでいるとしても、ワクワクして仕方がない。
彼の名は「特捜制裁フロッガイン」、地球の平和を守っているのではなく、自然を守っているヒーローだ。
公式サイトでは、その活動の様子が描かれているが、地球規模でパトロールするのは不可能なので「まずはご近所、狛江市の多摩川河川敷から始めましょうと。」活動しているとか。
なるほど、今日は、女鳥羽川を守ろうとしている人たちの気持ちに乗って、松本まで視察に来たのだろう。
    活動資金
    ■DVD即売中。正義の味方の活動資金。
それで、思わず、DVDを買っちゃったよ。

さて、人がゴミを捨てるとフロッガインの力は失われてしまう、ゴミはゴミ箱に入れよう、などの重要なストーリーは、公式サイトの当日レポートにお預けするとして、そう言えば、直さん、どうしちゃったの?
    再登場
    ■「わ、私よりもカエルだ…(汗)」、そんなフロッガインの表情が笑えます。
やはりというか、さすがというか、カエル着に身を包んでの再登場。
    活動資金
    ■アルカリ性のカエル。弱酸性の歌と、中性ギターです。
    ケロリンどう
    ■「君もかえるになりませんか」ってのは、ケロリン堂さん。これ、ケロリンどう?ってことか?
この歌が終わる頃、かえるまつりもそろそろ終わりだ。
女鳥羽川では、相変わらず元気な「水辺組」が遊んでいる。
    女鳥羽川
    ■ボール投げ。とてつもなく上達している人も!
何だ、ここには大量のフロッガインがいて、女鳥羽川を守っているじゃないか。
ここは大丈夫だ、彼らがいる限り。



「おい、ちょっと待て」

「オレの紹介は済んでいないようだが?」

あ、黒いのを紹介していなかったか。
彼は「カラスマル」、詳しいことは・・・面倒だから公式サイトで。

「それだけかぃっ!」
    カラスマル
    ■無念!「もう少し、カッコいい写真はないのか!」



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