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松本かえるまつり2005 〜松本市〜

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11時を回ったばかりなのに、ずいぶんと日差しが強くなってきた。
三輪車に乗ったカエルくんが、にこやかに挨拶してくれる。


    ■『やぁ、ずいぶん、暑くなりましたねぇ』


    ■そりゃそうだ、こんな日差しだからね。

かえるまつりの目玉の1つとして、通りのあちこちにある「カエル系」のショップを挙げることができる。
カエル専門の店から、カエルも扱っている店、ついでにカエルを置いている店など、さまざまだ。
かえるパンが焼けるまで、そんな店を探検してみよう。


手作り感、と言うか、まんま手作りの店頭POPは至るところで目にする事ができる。
例えば「カエルてぬぐい」


    ■ア○フルのおねーさんよりは、計画性があります

手作りナイス、なPOP。
でも、デザインはとってもCOOL。


    ■渋い!の一言

これ単体なら、すばらしいの一言に尽きるが、その横にあるカエルのオブジェが、一服の手作り感を醸し出している。


    ■浮いている、というより死んでいる…

この軽いボディブローのような楽しさが、お店の魅力を一段と引き出しているのかもしれない。
こちらは「かえるうどん」で有名な「じゅげむ」さん。


    ■いい味出してます

1個売りの卵も、ナイス。


    ■思わず1個買って、飲もうかと思った



一見、いつもの商店街のよう。

    ■高級品から実用品まで
よく見れば、カエルはここにも。

    ■気がつけば、カエル増殖中
単なる陶器が並んでいるだけに見えても、油断はできない。ここは、カエルの通りだ。



おぉ、これは、可愛いかも。

    ■500円玉くらいの小さな奴ら
ずらっと並んだカエルたち。
バンザイしたり、手を合わせたり。どれを買おうか迷ってしまう。
こういう時は、カメラを向けてみる事をお勧めする。
たくさんいる内の、どれかがレンズ越しに「買ってよ」と訴えかけてくる筈だ。
さてと・・・

    ■『買ってよ』
何か、コイツと目が合ったように見えたので、お持ち帰り。
お店の名前は「ふしぎこうぼう」の平田研介さん。

    ■ツノに見えず、尻尾に見えるところがスゴイなぁ
お玉キャラも、可愛らしい。



こちらは、パソコンやら何やら持ち込んで作業をしているようだ。
売られているものは、何だコリャ?

    ■のっぺらぼー、は未完成品
ほほぉ。その場で、顔をカメラで取り込んで、それを印刷した人形が出来上がる、という商品らしい。
これは、小さいお子さんとか、喜ぶだろうなぁ。
商売のヒントっては色々なところに転がっているのだと感心してしまう。
アイディアは素晴らしいが、彼らは、重要な点を見逃していた。
それは、子供がまっすぐにカメラを見てくれない事。
ちょうど、これを作ろうとしていた男の子と、その家族のやり取り。

お父さんやお母さんが、こっち向いて、とか、ここを見て、とか笑って、とか言っているのに、あちらを見たり、変な顔をしてみたり。
漫才としては素晴らしいので、周囲の笑いを買っていたが、当事者としては大変な状況だ。
で、やっとカメラ目線をくれたかと思えば・・・

    ■この子は、絶対、笑いのツボを知っている。
すぐさま、ピース。
直後、お父さんが「○○ちゃ〜ん、ピースは要らないよ〜」と言っているのが、テンポの良いお笑いの突っ込みのようで、周囲を笑わせていた。



『よ、遊んで行かない?』
問い掛けるのは、ぶら下がっているカエルくん。

    ■ぶら〜ん、ぶら〜ん
にこやかな表情とは裏腹に、あちこちにぶら下げられている。
ちょっとシュールな光景だ。

    ■あちらこちらで、ぶら〜ん、ぶら〜ん
どうやら、このカエルを「引っ張って、手を離した奴が戻ってきたのを受け止める」という遊びらしい。
と、婆ちゃんが教えてくれる。

なになに、これを、引っ張って・・・

    ■引っ張られても、笑顔。これが仕事ですから。
手を離す・・・

    ■ぴよ〜ん
ぴよ〜ん、と飛んでいくので、戻ってきたら、奴を捕まえ・・・られない。

    ■ぴよ〜ん
今度こそ、ぴよ〜ん。捕まえ・・・られない。

    ■ぴよ〜ん
結局、ぴよ〜ん。捕まえ・・・られない。
婆ちゃんは、もっと強く引っ張らないと、と言ってお手本を見せてくれたが、彼女も捕まえられなかった事を記載しておこう。

ずいぶんと時間が経ったようだが、まだまだ、パンが焼ける時間ではない。
一方、日差しはどんどん強くなる。

    ■本物のカエルなら干からびている日差し

もっと、色々なお店を見て回ろう。