スプーンを捻じ曲げる超能力者:タイプ、かくとう。
2020年11月30日(月)
●見出しがショッキングだよ。『朝の駅で「靴履いた人の足」を利用客が発見』、落ちていたのは『足』、そこに『靴履いた』が付くことで、生々しさが倍加する。人の想像力がスゴイのか何なのかは分からないが、調べたところ、路線上で『1人の体がバラバラの状態』で見つかったと。性別不明とあるので、もはや肉片に過ぎない状態なのだろう。靴を履いた足を見つけた乗客がどう思ったか分からないが、朝っぱらから変なもん見ちゃったな感か。この手の体の一部、血が出ているかどうかで生々しさが違うと思うが如何か。例えば、しばしば、犬猫タヌキの類が車に轢かれ、道路で死んでいることがあるが、刑事ドラマで刺されたり撃たれたりした時のようにドバドバと血が出ることなく、静かに横たわっているので、「ああ、死んでるな」といった感じ。そのうち、避けられなかった車によって潰されてゆくが、その過程は人が持つ『遺体を弄ぶタブー』に触れるのか、あまり心地よく思わない人が多かろう。一方、つい先日、祖母が亡くなった時は、すっかり死に化粧されており、また、棺桶の中という別世界にあったことから、もはや『人体』という気がしなかった。死という誰しも1回だけ体験し、その体験談を語ることはないが、この間接的にしか体験出来ないイベントにおいて、雑に扱われる事は、自分の『将来』にも重なるためタブーと思われるのだろう。●20年越しの和解として報じられていた。ポケットモンスターシリーズには『ユンゲラー』という名前のポケモンが登場する。このポケモン、エスパータイプに分類される超能力者だが、その名前の元が、かの『ユリ・ゲラー』に由来すると言われている。しかし、トレーディングカードに「わるいユンゲラー」が登場するなど、自分のイメージを盗用され、挙げ句、悪役として扱われるなど名誉毀損だとして裁判を起こしていたという話。20年も前の話だが、それ以来、訴訟が進行中のため、登場してこなかったユンゲラーだが、ここに来て、ユリ・ゲラー側から『発行禁止措置を取り下げることを任天堂に伝えたと発表した』という話。有名人だからの訴訟沙汰だが、タダの言いがかりにも聞こえる超能力者の裁判の話題だな。アメリカの裁判では「ユンゲラーという名前が使用されているのは日本のみであるため、連邦法での訴訟は要件を満たさない」らしいが、ポケモンの名前が英語では異なるケースは珍しくない。ユンゲラーはアメリカでは『Kadabra』となっており、進化前のケーシィというポケモン『Abra』とのセットとなっているところが面白い。また、そもそも『ポケットモンスター』は『ちんこ』の隠語であるため、アメリカでは『ポケモン』が正式になっていたりする。★☆★
アルコールの呼吸
2020年11月27日(金)
●『パトカー追跡の車が衝突 18歳の女子大学生が死亡』、福井市でパトカーの追跡から逃げたクルマが軽自動車に突っ込み、乗っていた女性が死亡した。逃げたクズからはアルコールが検出されており、飲酒がバレないように逃げたってことだろう。したがって、追突された軽自動車の女性が死亡したのではなく、殺された、とすべきんじゃないか?1トンもあろう鉄の塊が、ロクに制御できない状態で突っ込んでくれば、どれほどの破壊力があるか想像に難くないが、残念ながら自動車そのものの乗り心地が良くなりすぎて、そういう感覚は薄れてきている。結果的に、自分の足で走って逃げるのと同じ感覚で逃げる奴が増えたのか、この手の事故が多くなった気がする。そもそも、追跡されて逃げる時点で、何らかの『理由』があり、もはや逃げ場がないのは明白だが、それでも、わざわざ逃げるようなヤツに『危険運転致死傷容疑も視野に』などと、半ば可能性のように書く必要もなかろうに。わざわざ『署は「追跡行為は適切と考えている」としている。』と添える新聞も大概だが、その見出し『パトカー追跡の車が衝突』も気に入らない。まるで、パトカーが追跡したから事故が起きたんじゃないか、とさえ聞こえる。『パトカーの追跡から逃げた車』と書くべきだし、出来るなら『パトカーの追跡から逃げたクズ』と書いても問題なかろうに。●純粋にスゴイんじゃないか?『鬼滅の刃』のブーム、あちらこちらでコラボ商品やそれっぽい便乗商品を見かけるが、コンビニに行くと並んでいるダイドーの缶コーヒー。コラボ効果が好調で、連結純利益予想を5億円から25億円に引き上げると発表した。まぁ、こういうコラボ商品、売れるんだろうなぁ、とは思うが、その数字がここまで影響するとは、ちょっとしたスペクタクル。缶コーヒーは、少し苦めのコーヒー牛乳だと思えば、子供でも飲めるので、余計に売上に貢献したかとは思うが、新型コロナの影響で残念な話しか聞かない中でも、こういう話もあるのか言ったところ。何にせよ、人気には乗ったもん勝ち、といった感がある。そして、また、残念なことに、この手の商品、残酷な人気投票にもなっており、不人気のキャラクターだけが売れ残るという事態に発展するため、見方によっては、どうかなぁ、という一面もある。女の子と大きなお友達に人気のプリキュアシリーズ。3人~5人くらいのメンバーの中で、人気があって売れるのは1位2位のキャラクターのみで、不人気キャラの商品ばかりが売れ残るのは毎年の話。みんな、なかよく、いっしょに、なんてのは理想の話だな。★☆★
皆で我慢するのは得意だが、皆で楽しむのは苦手な国民性。
2020年11月26日(木)
●東京481人。何の人数か示さなくとも日常的に通用するようになってきた新型コロナの日々の感染者数の発表。それなりに大きめの数字で推移しているようだ。その一方で、GoToをどうするか議論しており、こちらはこちらで騒がしい。GoToについては、政治家の支持団体、支援者らの声が大きく影響しており、それは特定の業界に対する贔屓じゃないかという話にもなるが、民主主義的には仕方のない話。極端な例なら、創価学会でぶら下がっている公明党みたいなもので、ロクな判断力を持たない多数派を抱えている政党は、ある意味『強い』と言える。そういう無能派層はさておき、旅客観光業やら飲食業が後ろ盾になる人々が多ければ多いほど、GoTo中止論は慎重にならざるを得ないにせよ、それは『民主主義的』には正解であっても、新型コロナウイルスに対する医療的、感染症予防の対策として正しいとは言えない。当たり前だが人が動けばリスクも高まるわけで、GoToが原因の1つであるのは明らかではあるが、かと言って、経済活動も無視するわけにはいかないので、判断が難しいところ。このような正解のない問題の中で強いのは、無責任に騒ぎ立てる野党と、無責任に煽り報じるマスコミだろうか。あとはエセ科学みたいな、騒ぎに便乗して満足する連中か。結局、周りでバカが騒いでいる状態に変わりはないので、そういう手合いは無視し、出来る限り可能な感染の対策をして自律的な行動をするのが賢明かと。●GoToに便じて騒ぐのはバカバカしいと思うが、コロナ禍が収拾するまで冬眠しているわけにはいかないので、何らかの経済活動は必要だろう。これが、ウイズコロナみたいな考え方だろうが、世の中見回していると、なるほどと感心するものが増えている。まずはマスク。最初は、そこらの安マスクじゃダメだ、N95とか医療マスクじゃなきゃダメだ、みたいな話が出回っていたが、ポイントがウイルスをブロックするのではなく、飛沫を防ぐことだと知れ渡り、マスクそのものの性能的なハードルが下がったためか、ファッションとして楽しんでいる人が多い。小学生あたりが鬼滅のマスクだったりするのは見慣れた風景だが、ハロウィンの頃はハロウィンデザインのマスクが売り場に溢れていた有様。そういう物をバカバカしいと思う人もあるが、それに乗って楽しめる人の方が強いんじゃないかと。こういうイベントや流行りに乗るには、心にもサイフにも余裕が必要とも言えるが、小金程度で楽しめるなら楽しんだ者勝ちじゃないかと思うようになったのは、多少、中二病が癒えたからか(笑)。同じアホなら踊らにゃ損損、ってのはよく出来た言葉だと思うわ。★☆★
数が多いのと何が正しいかは別の話
2020年11月24日(火)
●新型コロナ、感染者数が増えており、GoToが云々と騒いでいる。個人的には、この時期に安くなるからと旅行にのこのこ出かけるような層は、ロクに手洗いもしないような層だから、結果的に感染を広げる連中だろうと思っている。ただ、外国人の入国制限も緩和されているわけで、『10月訪日客、2万7,000人 入国制限緩和で前月から倍増』と時事ドットコムの記事見出しにあるように、よりリスクが高い外国人の入国数も増えている訳で、どれが原因かは分からない。ただ、その外国人のトップはベトナム人らしく、実習生という名の奴隷を充てがうための入国か、もしくは、家畜だの作物だのを盗む犯罪者集団になるか、感染とは別のリスクが高いようにも見える。結局、GoTo1つにしても、その政治家を推している支援者の数の多少で声の大きさが決まるわけで、民主主義的には正しい決め方であれど、ウイルス感染という視点から見て、正しいどころか大間違いのスカタンな選択肢を採っている可能性もある。●仕事上のミスの隠し方。色々あるが、なかなかエキセントリックな人物と言えようか。山梨県笛吹市の観光商工課主査(32)が懲戒免職となった。8月終わり頃、上司宅の1階勝手口の網戸を切断して台所に侵入、ガソリンを床にまいた、とのこと。火を付けずに逃走したため大事には至らなかったが、検察によれば「仕事のミスの発覚を恐れ、上司を殺害してミスを押しつけようと考えた」との動機だったとか。冷静に考えれば、それでミスが隠せるのか、という話にもなるが、そもそも、上司を殺さなきゃならないような『仕事のミス』とは何だったのか?この辺りが書かれていないので、どんな人物か分からないが、パトカーを見かけたら慌てて逃げるような胡散臭い連中と同類だろうか。クルマで逃げるヤツの場合、しばしば、無関係の人を巻き込んだ惨事となるが、他愛ない理由であることが多いが、さすがに観光商工課とやらに勤めている人物が、そこまでぶっ飛んでいるとも思えない。いや、全てにおいて推測でしかないのは記事が言葉足らずだからだが、こういう記事を書いている人は、自分で疑問に思わないのかなぁ。★☆★
恐竜とか何万年も何やってたんだ?
2020年11月20日(金)
●広島の高速道路、料金所で5台の玉突き衝突。事故を起こした80代の男性は「ブレーキが利かなくなった」と言っている。まぁ、ブレーキだと思って踏んでいたが、実際は必死にアクセルを踏んでいたんだろう。都合よく、老人のクルマばかり『ブレーキが効かなくなる』訳だが、こういう風潮に自動車メーカーは何らかのコメント出した方がエエんじゃないかね。報道でも「アクセルとブレーキを踏み間違えて」と言われることが多いが、この「踏み間違えて」だと、どうしても意識して何らかの動作を取り違えたように聞こえるのが気に入らない。やや説明臭いが「ブレーキだと思いこんでアクセルを踏んだため」が妥当じゃなかろうか。折しも、新型コロナウイルスの感染者数が増えていると騒いでいるが、現時点でのコロナでの死亡者数は2千人に及ばない。一方で、交通死亡事故は毎年3千人を超えており、その半数が年寄りだと思うと、どちらが深刻な問題か。●1アプリの設定費用、1,650円だそうだ。ドコモが始めたサービス。ドコモとは『無関係』なスマホのアプリ、具体的にはポケモンGoなどのゲームやLINEなどのツールなど、初期設定をサポートする内容だ。これ、普通に考えれば高いな、と思うが、そもそも、これをドコモがサポートする必要がない話。あえて、こういう話が出てくる背景には、そういうヤツが多いということだろう。ケータイショップに足を運ぶことは、ほとんどないが、それでもたまに訪れてみると、なんだか訳のわからないジジイに遭遇する。ロクに説明書も読まずに、最初から全部教えろ、教えるのがサービスだろ、みたいな顔をして当たり前のようにやってくる。年寄りだから仕方がないというが、そんな覚える気がないジジイなんぞ、教えたところですぐに忘れるどころかアタマにも入らないんだから、教えるより代わりに設定した方がマシと判断したのだろう。懸命な判断だ。この手の無知向けサービス。「ドコモは高いですから、代わりに安価に設定しますよ」という胡散臭いヤツが現れて、ごっそり個人情報を抜き取られるまでがセットだと思うが、窓口のお姉さんの事を思えば、もっと高くても良いんじゃないかと思わなくもない。何にせよ、文明が進歩する速度は加速度的に向上しており、100年ちょっと前に飛行機が飛んだのに、今では、他の天体から岩石を採取して戻ってくるようになっている。パソコンや自動車などの進歩も著しく、もはや、人生の速度を上回っており、老人に限らずついて行けないレベルになっているんじゃなかろうか。二極化する人類、取り扱いを誤った老人らが『リスク』になってきた。★☆★