2020年11月26日 記事
皆で我慢するのは得意だが、皆で楽しむのは苦手な国民性。

2020年11月26日(木)

●東京481人。何の人数か示さなくとも日常的に通用するようになってきた新型コロナの日々の感染者数の発表。それなりに大きめの数字で推移しているようだ。その一方で、GoToをどうするか議論しており、こちらはこちらで騒がしい。GoToについては、政治家の支持団体、支援者らの声が大きく影響しており、それは特定の業界に対する贔屓じゃないかという話にもなるが、民主主義的には仕方のない話。極端な例なら、創価学会でぶら下がっている公明党みたいなもので、ロクな判断力を持たない多数派を抱えている政党は、ある意味『強い』と言える。そういう無能派層はさておき、旅客観光業やら飲食業が後ろ盾になる人々が多ければ多いほど、GoTo中止論は慎重にならざるを得ないにせよ、それは『民主主義的』には正解であっても、新型コロナウイルスに対する医療的、感染症予防の対策として正しいとは言えない。当たり前だが人が動けばリスクも高まるわけで、GoToが原因の1つであるのは明らかではあるが、かと言って、経済活動も無視するわけにはいかないので、判断が難しいところ。このような正解のない問題の中で強いのは、無責任に騒ぎ立てる野党と、無責任に煽り報じるマスコミだろうか。あとはエセ科学みたいな、騒ぎに便乗して満足する連中か。結局、周りでバカが騒いでいる状態に変わりはないので、そういう手合いは無視し、出来る限り可能な感染の対策をして自律的な行動をするのが賢明かと。●GoToに便じて騒ぐのはバカバカしいと思うが、コロナ禍が収拾するまで冬眠しているわけにはいかないので、何らかの経済活動は必要だろう。これが、ウイズコロナみたいな考え方だろうが、世の中見回していると、なるほどと感心するものが増えている。まずはマスク。最初は、そこらの安マスクじゃダメだ、N95とか医療マスクじゃなきゃダメだ、みたいな話が出回っていたが、ポイントがウイルスをブロックするのではなく、飛沫を防ぐことだと知れ渡り、マスクそのものの性能的なハードルが下がったためか、ファッションとして楽しんでいる人が多い。小学生あたりが鬼滅のマスクだったりするのは見慣れた風景だが、ハロウィンの頃はハロウィンデザインのマスクが売り場に溢れていた有様。そういう物をバカバカしいと思う人もあるが、それに乗って楽しめる人の方が強いんじゃないかと。こういうイベントや流行りに乗るには、心にもサイフにも余裕が必要とも言えるが、小金程度で楽しめるなら楽しんだ者勝ちじゃないかと思うようになったのは、多少、中二病が癒えたからか(笑)。同じアホなら踊らにゃ損損、ってのはよく出来た言葉だと思うわ。★☆★
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