決め事か感覚か
2020年11月18日(水)
●ネットで見かけた記事をそのままネタにしても、飛ばし記事であったり、下手すりゃ嘘っぱちの可能性もあり、また、そこまで酷くないにしろ、一方の言い分だけ取材して叩いている偏ったものも少なくないので、色々と気を使う。ただ、だからといって、全部の裏取りが出来るわけもないので、間違った情報を真に受けていたらいたで、それはそういうもんだと諦めるしかなかろうか。そういう目で眺めると、共同通信の記事は、やや身構える部類に入る。『海星高が自殺を「突然死」に偽装 長崎県も追認、国指針違反の疑い』、2017年4月、当時16歳の高校生が自殺した問題。学校側から遺族に「突然死ということにしないか」と提案、県の学事振興課も「突然死までは許せる」と言っていたことが、『遺族側への取材』で分かった、という話。この『遺族側への取材』という部分はクセモノだが、期限を切った質問状への回答もないことから、まぁ、概ね事実なんだろう。酷い話だな。加えて、記事には『国のガイドラインは自殺の偽装を認めておらず違反する疑いがある』とあるが、こんなもん認める筈があるか、って話。どうして、こんな一文を追加しているのかよく分からない。何にせよ、いじめによる自殺は、本人の逃げ場にはなるものの、いじめたヤツや教師、学校に対しては、何の痛みにもならんということだ。なくそういじめ、とか騒いだところでそういう連中が減るわけでもないので、そうなった時、どこにどう相談すれば良いのかを明確にする方が建設的だが、こういう学校の対応を見ていると、それもどうかと思うわけで、結局、いじめるようなヤツをどうにかするしかないって話。そして、この手の事件記事、いじめたヤツなど存在しないような報道しかしない。●新型コロナ騒ぎ。WHO本部で65人の感染者が出たことが明らかになった。笑っちゃいかんが笑うしかないだろう。悪評高いテドロスとかいう無能は、感染者と接触したため自主隔離していたようだが「症状がなかったため検査の必要はなかった」と言っているらしい。衛生的な観念は、それ自体が、子供の頃からの教育であったり躾であったりの積み重ねであり、ある程度の同調圧力はあろうが、マスクだの手洗いだの抵抗がない日本の風景に対して、欧米諸国でマスクの必要性を訴えているような場面は、どうも「制度としての」というポーズにしか見えない。チンパンジーに対して、急にパンツを穿け、と言うようなもんだろうな。★☆★