罰金払えば、マスクしなくても良いんですか?
2020年10月16日(金)
●『コロナを複数の他人に感染させたら罰金』、都民ファーストの会が都議会へ提案するとか。これ、気持ちは分かるが、じゃあ、実際、どうやって判断するのか?という話。おそらくは、「感染させたら罪になるから、お前ら自粛しろ」という話だろうが、刑罰をチラつかせて従わせる手口と言えばそれまでだ。レジ袋有料化も、何ら効果はないけど、カネを払えば意識が高まるだろう。タダで配ったら罪な、みたいな同じ手口だが、こういうのが増えてきたなぁ。マナーで律することが出来ないからルールで縛るしかない。多様化した社会、マナーという曖昧なものを基準にするのは無理があるにせよ、マナーなんて『他人を思いやる』という目的を果たすだけのこと、そんなに難しいことかなぁ。いや、価値観がコロコロ変わるし、「お年寄りに席を譲る」マナーに従うと、「年寄り扱いするな」と殴られる可能性があるご時世だ、ルール化、仕方なしだな。●『従業員の自宅に無断で入り、頭を殴るなどしたとして、兵庫県警長田署は14日、住居侵入と暴行の疑いで、神戸市長田区に住む建設業の男(54)を逮捕した』、建設業の男ってのは、いわゆる土建屋のことか。侵入されて殴られたのは従業員(41)、無断欠勤が続き、電話にも出なかったので実際に足を運んだが、居留守を使われたので腹を立て、鉄パイプで窓を割って侵入、殴ったという話。怖い業界だねぇ。ただ、この土建屋(54)、従業員(41)の家賃を肩代わりするなど「いろいろ気にかけていたのに」という面倒見のいいヤツのようだが、無断欠勤が続いた理由がこいつの存在じゃないのかと思わずには居られない。人の善意を無にするな、という人は少なくないが、その善意は『良いと思ってしてくれていることを否定してはダメだ』という話もある。「役に立たないものをくれても喜んでおけ」というバカバカしい話だが、ありがた迷惑も善意にカウントする意味がわからない。察して手をのばすのが、日本の『マナー』だったのかも知れないが、もはや、その価値も多様化している。こういう施し=善意を押し付けるやつに限って、施される側から何かを要求するのは図々しいと思っているフシがある。「困っていたら気兼ねなく声を上げ、それを助けるために手を差し伸べる」、これだけの事が普通に出来るようにすればいいのに、そういうヤツには通じない。助ける側=立場が上、という発想だから、「いろいろ気にかけてたのに、ムダにしやがって」と殴れるんだろう。★☆★
「子供に説明できない」を地で行く教育
2020年10月15日(木)
●7,630万円って、尋常じゃないわなぁ。三重県、亀山市で『50代男性』が騙し取られた金額。ケータイに届いた「ご利用料金の確認が取れておりません」というメッセージ元に電話をしたところ、「有料サイトの未納料金を支払わないと裁判になる」と言われ、130万円分の電子マネーで支払ったという話が発端。その後、「あなたの携帯電話番号を使用した犯罪で被害者が何人もいる。示談金を支払わないといけない」と言われて、7,500万円を6回の分割払いで。合計7,630万円也だ。騙すほうが悪いのであって、被害者を責めるようなことを言ってはならん、という人はあるが、いくらなんでも、この手の詐欺事件、今に始まった話じゃなかろうに。よっぽど、そういうことに無頓着な人か、何らかの心にやましいことがあったのか、特殊な事情があるにせよ、再発防止の意味も含めて責めずにはいられない。8千万円近くも支払って守りたかったものがあったり、それだけお金持ってるかぁ、という驚きもあるが、一体、何なの、この人と言わざるを得ない事件。自分が犯人だったら、むしろ「罠じゃないか?」と怖くなるような話。こういう犯罪、『効率』を重視し、あえてバカしか引っかからないような手口や文面で行動するというが、良くも悪くも、こういう人が経済を回してるんだろうなぁ。●『教員が児童の上履き隠して逮捕』、なんやこれ?と見出しで脱力したが、『昨年5月から6月にかけて、勤務先の小学校で児童3人の右足用の上履きを隠し、使えなくしたとしている』容疑、38歳のセンセイは容疑を否認しているらしい。また、この小学校、3年前から100件近く、リコーダーや文具が紛失する事件が相次いでいるとか不可解な学校だが、この38歳、先月にも児童の防災頭巾や筆記用具に「しね」「きしょいよきみ」などと落書きして逮捕されている始末。「ほかの教員があまり仕事をしないので、憂さ晴らしでやった」と、そちらの事件では(情けない内容だが)容疑を認めているようなので、もしかしたら、『あまり仕事をしないほかの教員』の仕業かも知れないなぁ、と思ったりもする。エロ教師事件はしばしばあり、性癖とか性欲とかの『仕組み』を考えれば、擁護もしないし言い方も悪いが『仕方ない』一面もあると思うが、上履きを隠したり、落書きをしてウサを晴らすようなヤツは、仕方ないの次元じゃない。ぶっちゃければ、エロ事件は教師としての資質を問われる話だが、この手の異常行動は人としての資質を疑われるような話じゃないかと。ある意味、怖いわ。★☆★
変態とキチガイの境界線
2020年10月14日(水)
●募金活動の類。羽根を配ったり、子供をダシにしたりと色々あるが、概ね、社会に受け入れられている。だが、その実「悪いことに使うはずがない」という思い込み以上に、募金という行為で「自分はいいことをした」という満足感を得てしまうので、その先のことを気にする人は少ない。そう考えると『上手に』募金を作ったヤツが賢いと言えるだろう。そんな募金の行く先、沖縄県が示してくれた。焼失した首里城、市民から集まった義援金を石垣市の職員が着服、懲戒免職だそうだ。金額は約500万円、「さまざまなものに使用した」と言っている。たかが、と言えるほど懐が豊かではないが、500万円程度で一生を棒に振るとか、ただのバカだろう。いや、『本年度発覚した市職員による着服事案は3件目』だそうで、こいつがバカというより、県民性を疑った方が良いかも知れない。新聞記者の一件もあるし。もちろん、他地域の職員も似たようなことをしているが、簡単に発覚しないだけであり、3件も発覚するあたりが県民性という可能性もある。どちらにしても酷い話だわ。●『女性の自宅の自転車置き場で「自転車のサドルをなめる男がいた」という通報があり』、これ、字面だけ眺めていると、とてもバカバカしい変態さんの話だが、現実のストーカーだと、そのイメージも一転する。世の中、本当に話が通じない人が居るわけで、SNS上の騒ぎでも、自分の認識が甘いことを思い知らされるレベルでキチガイは存在する。サドルなめ男は、自称会社員(47)、18歳の女性宅などに押しかける行為を繰り返したというが、まぁ、世間的には「トシ考えろや」だろうか。ただ、色恋沙汰にそれほど年齢差は関係ないと思っている派だが、ストーカーみたいな一方的な連中は、自分の事だけを考えている存在。実質、性欲みたいなのが歪んだものだと思われるので、簡単に気持ちの切り替えなど出来ないだろうから、刑務所に入れとくくらいしか手はないんじゃないか?そんな非人道的な、という人もあるが、いつどこに出没するわからないキチガイが野放しにされていることに怯えながら生きなきゃならない被害者側に立てば、生かされているだけでも人道的だと言えよう。まぁ、これは女性に非はないにしろ、モテない側の人間からすれば、誰にでも優しくしないでぇ、勘違いしてしまうやろ、とは言っておきたいところ。もし、この18歳の被害女性が、夜のご商売の方とかだったら、まぁ、勘違いギリギリで儲けるところなので、余計に難しいが。★☆★
みだらな目で見てるんですね
2020年10月13日(火)
●おまわりさん、ひどいよ。北海道警察、交通機動隊の警部補(58)が逮捕された。スピード違反の『捏造』だそうだ。通常、停車中のパトカーからレーザーを照射して速度を測るが、このオッサン、走行中のパトカーから計測。自分でスピードを違反しながら電柱などを計測したので、結果的に『速度超過』になるという手口。賢いんだかバカなんだか分からないが、これ、今回だけの事なのかねぇ?捏造件数47件は、内部調査の結果で、これに対し「不正を正すべき警察官による言語道断の行為であり、関係者ならびに道民の皆様に深くおわびする。事実に基づき厳正に処分したい」とコメントしているが、そもそも、どうして58歳にもなって『違反者を増やす必要があった』んですかねぇ。犯罪者を増やすノルマを課している愚行を、いい加減、改めるべきじゃないかと。反則金は予算化されているというが、要は、犯罪者を「これだけ確保しましょう」ってことになる。それ、警察のやることかね。●『女子選手が競技会場で性的な意図で写真を撮影されたり、会員制交流サイト(SNS)にみだらな文章や画像を拡散されたりする被害拡大を受け、日本オリンピック委員会(JOC)が選手の環境を守るため競技横断的な対策に乗り出すことが12日、関係者への取材で分かった。』、スポーツ選手なんてのは『見世物』なんだから、どういう見方をしようが構わないと思っているが、それは自分で眺めてニヤニヤするまでの話であり、それを公開するのは別の話だろう。いや、それすら『禁止』ではなく、嫌だと言われりゃ取り下げるくらいで良いと思うが、そもそも、だったら、そんな『性的な意図』に見えるような格好をしなきゃいいのにと思うよ。あからさまなのがビーチバレー。会場がアレなので、水着なのは仕方がないとしても、どうみてもムダに露出しているだろう。また、バドミントンだっけ、スカート風のチラチラした『衣装』に替えられたのは。ああいった協会が押し付けてくるユニフォームにも問題はあろうが、ああいったものは『商売』だから許されるのかという話。協会認定なら商売だからOKというなら、スポーツ選手は『商売女』かね。少なくとも、このJOCとやらが、選手を性的な目で見てる、ってことだな。●兵庫県が公用車をレクサスからセンチュリーに変更。リース料が2倍になったと報じられている。兵庫県ごときの公用車に車種なんか選ぶ必要もなかろうに。このわざわざ税金使って見栄を張る、というのは自己満足でしかないが、自分のカネでやれ、って話じゃないかと。★☆★
運び屋
2020年10月12日(月)
●餅は餅屋、というが、最近は『デリバリー専門』の業者も増えてきた。デリバリーと聞いて、何かいかがわしいサービスを思い浮かべるような人もあろうが、とりあえず『宅配』の方。『Uber Eats』なんてのが有名だろうか。まぁ、あんなの都会の話だろうと思って、田舎のトヨタ市には関係ないわ、と思っているが、あんなよく分からんもの使う気になるなぁ、というのが正直なところだ。例えば、店で飯食ってて、その店とは無関係のオッサンが運んでくるのをどう思うか、って話だ。仮に、それがバイトであっても、店員であれば、その店のルールに従い、手洗いだの清潔感だの制服だの、それなりに整っているだろう。だが、その運び屋は店とは無関係の存在。小汚い私服で、ロクに手も洗わずに運んでこようが、それはこちらの責任じゃありませんぜ、ということ。それを自前の手段で運んでいるのが『宅配』の連中。偏見かも知れないが、その店に対する帰属感も責任感も希薄な連中であれば、その扱いだって微妙なところ。そんなところの頼むような店の姿勢を疑うよ。もちろん、ネットで『炎上』しているのは、たまたまハズレに当たったから、という見方もあるが、バイトの不始末を店がどうにかするから『炎上』なんてよほど起きないわけで、炎上する理由は『他に吐き出すところがない』からに他ならない。アマゾンも最近、胡散臭い外国人が運んでくるようになったが、お陰でアマゾンで買うとき、かなり躊躇するようになった。コストは大切だが、金を払ってもまともな宅配業者に頼みたい、と思うのは贅沢なのかね。●『ワークマン』が好調らしい。作業着の店といえば泥臭いが、実用重視の店といえば聞こえはいいか。よっぽど釣具屋やホームセンターの方が品揃えは良いと思うが、まぁ、これもブランド力の差なのかも知れない。そんなワークマンも『ワークマン女子』なんてのが出始めており、自分も良識ある社会人なので、日常的には「ワークマン女子ってのが流行ってるんですよね」などと言ったりするものの、その実、『女子』が付き始めるとロクなことにならないと思っている(笑)。まぁ、ここに「ワークマンという名称がジェンダーレスじゃない」とか「ワークパーソンにしろ」とか訳の分からないバカが出てこないだけマシで、普通にブームになっているだけで安心出来るのは消極的な話だな(笑)。まぁ、踊ってるバカが気づく前に儲けとけ、ってことで。★☆★