何でも差別されたと思う自意識過剰な人々増加中
2020年10月07日(水)
●「コロナは大したことない」と回復をアピールするトランプ大統領。いくらなんでも、甘く見過ぎだと判断され、Facebookは削除し、Twitterは「誤解を招く有害情報」として非表示にした。まぁ、そりゃそうだわな、としか言いようがないが、こういう騒ぎ方からも、彼らのウイルス感染に対する基本的な理解が、日本人の一般的なものと大きく違うことが垣間見える。しばしば、あちらでマスクの着用を巡って行き過ぎた対応と取られて、ネットなんぞが騒ぐケースがあるが、あれも、よく分かっていないから、とにかくマニュアル通りに従うしかない人々の姿がそこにある。手洗い、うがい、マスクなど、日本じゃ、なぜそれをするかを含めて、極めて当たり前の知識だが、そういう基礎的な部分が欠落すると、欧米諸国のような騒ぎになるんだろう。一方、日本でも『コロナのお陰でインフルエンザも減った』といった相関関係的に語られているが、その実、手洗いうがいや接触を控えたことが重要であり、互いのウイルスそのものには相関はない。●ニューヨークの地下鉄で日本人が大怪我を負わされた。犯人らが「チャイニーズ」と話しているのが聞こえたという情報もあり、中国人と間違えられたのか、などと報じられているが、この手の人種差別案件でも、アジア人が殴られたくらいじゃ『価値はない』のだろう。黒人騒動に乗っかって大騒ぎした連中が、揃って黙り込んでいる。あのテニス女にしても、あれだけのことを『表現』したのだから、人権問題に対して人一倍興味を持っていると思われても仕方がないが、ああいった連中が「虐げられてきた黒人じゃないから」とか言うなら、それこそ人種差別の根底じゃないかと言わざるを得ない。加えて、怪我を負わされた日本人はピアニストで、何ら悪いことをしていたとは思えないが、あちらで『英雄』になった黒人は、何らかの容疑者であり、警察沙汰の途中で死んだだけのこと。これでも何を言わないのは「黒人でない」からか「「日本人の方は死んでないでしょ」からか、どちらにしても、その理由が理解出来ない。結局、BLMなどと騒ぐのはファッションであり、BlackをYellowやAllに置き換えると「黒人を尊重しないのか!」と騒ぐ馬鹿ばかり。そんな馬鹿ばかりだから見下されるんじゃないかと思わざるを得ない。日本人の感覚なら、黒人を「クロちゃん」と呼ぶのは、何も差別するつもりはなく、見た目でそう呼ぶだけのこと。「やあデブ」「やあチビ」みたいなのと同じで、相手を侮辱するつもりはないし、言われた方も、そんなことは思わない。何かに付けて上下関係をはっきりさせ、下の者を常に見下すような発想は、それこそあっちの文化だろう。マスクを着用する意味1つ理解できない程度の教育水準の連中が掲げる人種問題が、どれほどのものか。ああ、グローバルスタンダードって名前のバカの世界基準だっけ。★☆★