他山の(高額な)石
2020年10月02日(金)
●東証の件、トラブル時に切り替わる筈のバックアップシステムに切り替わらないのが原因だったとか。お粗末にも見えるが、最近のハードウェア、かなり壊れにくくなってきたので、バックアップ側の出番が少ないのが実際のところ。「何か起きた時」の『何か』が起きないので、中々、こういう状況に気付かない。まぁ、あれだ、非常時に食べようと蓄えておいた非常食が、いざとなったときに賞味期限切れとか腐ってたとか、もしもに備えて入っていた保険が、いざとなったら金払いが悪すぎて役に立たなかったとか、そんな感じだろうか。もしもの時に備えて、バックアップへの切り替えや、そこからの復元などは、定期的に訓練するなどすべきとも言えるが、その環境を揃えるだけでも、そこそこの費用と労力がかかるので、現実的には難しい。いや、備えろよ、という話もあるが、防災訓練を地震体験車じゃなくて、本当の地震を安全な場所で起こしてやろうよ、みたいなところがあるので限界もある。東証という位置付けを考えれば、確かに結果はお粗末だが、こちら的には、あんなところでも、こんなことを起こすのかという教訓になる。ウン千万円のスポーツカーでも、中古で数十万円の軽自動車でも、事故を起こせば同じ、ってところで(笑)。●最近、釣りに復帰した。自分が父に教わったのは就学前くらいの子供の頃。同じような時期なので、子供連れでも大丈夫だろうといったところ。釣れないと暇だとグズるかと思ったが、そんなことはなく、むしろ、帰ろうと言っても帰りたくないという始末。見渡せば、家族連れは多くあり、小学生なら低学年くらいまでの子供連れは多数ある。まぁ、それ以上になると、一緒に釣りとか行かなくなるのかな、とくに女の子なんかは、と思ったりするが、それも人それぞれか。自分に目を向けると、普段、iPhoneを手放せないくらい情報の海に溺れているが、釣り場に来ると、ほとんど気にしなくなる。自分の中で数少ないオフライン的な時間だなぁ、と思っていたが、最近は動画配信者みたいな手合いが混ざるようになり、人によってはオンラインな場所になっているようだ。ろくに食べもせず、写真をパシャパシャ撮ってる客で溢れるスイーツ屋の気持ちが分かる気がする。また、TVで九州を舞台にした女子高生が釣りするアニメを放映していた影響か、カサゴを釣ったときに、近隣から「ガラカブだ」の声が聞こえてきたのには驚いた。九州ではそういう呼び方をするらしいが、何十年と釣りをしてきた中で、現場でそんな呼称を耳にしたのは初めてのこと。アニメに影響されて、実際に足を運ぶ人も、意外といるもんだ。★☆★