効率化の努力を『ズル』と言い出すバカ多数
2021年09月06日(月)
●『学歴による社会の分断 「日本人の3人に1人は日本語が読めない」調査結果も』、やや衝撃的な内容だが、むしろ笑撃的でもある。調査結果とやらを『【1】日本人のおよそ3分の1は日本語が読めない(正しく読解できない)【2】日本人の3分の1以上が小学校3~4年生以下の数的思考力しかない【3】パソコンを使った基本的な仕事ができる日本人は1割以下しかいない【4】65歳以下の日本の労働力人口のうち、3人に1人がそもそもパソコンを使えない』だそうで、大袈裟なようだが、意外とそうかと思う面の方が強い。また、特に日本をバカにした記事というわけではなく、日本を『先進国』と置き換えた場合、『3分の1』の部分が『約半分』になるようで、むしろ日本、優秀(笑)。●識字率が高いとは言え、バカは増えたと思う。よく、笑い話として話をするが、電話口で『画面に「はいを押すと、ファイルが全部消えます」って表示されているんだけど、はいを押したらどうなるの?』みたいな質問をするバカは珍しくない。パソコンに表示された文字列や、英語は、そもそも『文章』として認識しないので『私は知らなくても良いし、読まなくても良い』というバカが多いんじゃないか?いくらでも調べ物が自席やスマホで出来るような時代、かえって、その姿勢は逆行しているとしか言いようがない。となると、ある一定以上のところで分断している感を持つ人は、意外と多いのではないか?●日本は、ある意味、分業が進んでおり、その道の専門家は、それなりのスキルを持っている。しかし、一部の人間の長時間労働がクローズアップされる背景には、その『担当者』しか分からない仕事が多いことが上げられる。担当者になるのは簡単だ。もともと、それが出来る人間か、もしくは、それが出来そうな人間に割り振られ、できない人間は「できない」「分からない」「知らない」と言っていれば済む。結果、その間は分断されて然りだが、学習意欲のない連中が、その溝を越えることはない。そのくせ、労働組合的な言い草を借りれば、労働者は平等らしいので、大きく給料は変わらない。製造現場みたいなところなら、人より仕事ができるとは、他人の倍くらい効率的に働ければ、当てはまることになろうが、事務仕事なんて10倍、100倍じゃ足りないくらいの格差がある。1件1件、手作業でコピペして半日潰したら『お仕事』をした気になっている奴が、日本人の3人に2人くらい居るだろう。★☆★