祭りはイベントじゃないの?
2021年04月02日(金)
●世にある『女人禁制』の場所、何らかの祭事に関わるところが多いが、根拠のないことを続けているバカバカしさを感じる一方、何らかの決め事を守り続けるという伝統も重要だろう。もし、何でも「根拠がない」で片付けてしまえば、宗教なんて、ほぼ全滅だろう。誰も会ったことがない神とやらを設定して守り続けているのだから、根拠のない伝統と言える。そんな『女人禁制』、愛知県・半田市の「ちんとろ舟」というものがあるらしいが、ここを聖火リレーが通るからと、簡単にルールを曲げやがった。「祭りじゃなくてイベントだから」と許可するようなレベルなら、伝統なんて言葉を掲げるなよ、この根性なしが。つまらない伝統を掲げて偉そうにしているのはバカバカしいが、それを簡単にねじ曲げるのは、もっとバカバカしい。「だったら、別のルートにしてくれ」すら言えない伝統(笑)。軽い伝統だなぁ。●暖かくなった。コート1枚羽織って、その下はスッポンポンみたいなバカが出てくる季節。ああいった記事を見かけると、その光景を想像するが、これは難易度の高い事件だ。『下半身光らせ夜のドライブ 43歳の男を私服警察官が逮捕 佐賀市』、運転中の丸出し男(43)の姿、たいてい、外から見えるのは胸か肩から上くらいじゃなかろうか。もちろん、外から見えれば、相応の罪となるが、仮に『チャックを閉め忘れた』状態だとしたら、それは外から見えるかどうか?となると、ポイントは『下半身光らせ』の部分だろう。記事では『運転席で下半身をライトで照らし、露出している男』と書かれているので、スポットライトを浴びるナニカ、といった感じだろうか。役者が立っていたか座っていたかは言及はないが、ライトで照らすことで「こちらです」と視線を誘導する働きがあるのは否めないか。何か知らんが、運転席の座席の方が光っているオッサンが運転する車があり、よく見りゃ、丸出しという状態。歩いていて露出するより見える率が低いと思うが、このクルマで移動するあたりは、車社会への皮肉もあったに違いない(笑)。付近で、同様の事案が10件前後あったと通報があったらしいが、寄せられた内容を読んでみたい。●ニコン、一眼レフカメラの国内生産終了へ。70年以上の歴史に幕だそうだ。今どき、写真なんてスマホで十分で、必要な人だけが一眼レフに手を出していたが、変化に弱い、かえって硬派なイメージのニコンだからこその結果と言えようか。残念ではあるが、まぁ、時代の流れって、そんなもんかも知れないわな。変化に追従し、女性向けに小型のミラーレスを早めに展開したところは、まだ残っているが、これはバイクのカワサキと同じで、「そういうノリ」に苦手なメーカーにありがちな話。なるほど、五輪イベントだからと伝統を捨てた方が、結果的に長生きするんだろうね。★☆★