火星で「うっせぇわ」
2021年04月21日(水)
●火星でヘリコプター。火星探査車『パーシビアランス』に搭載していた小型のヘリコプターが、火星での飛行に成功したと伝えられ、動画も公開された。確かに、ヘリが飛んでいるなぁ。火星の大気は薄いので、という知識はあったが、調べてみれば、地球の1%くらいという薄さ。押し上げるべき何らかの媒体がないので、浮かばせるのも難しい。大気が薄いとパラシュートも開きにくいという話だが、なるほどと頭で理解しても、何となく納得出来ない面がある。地球上で飛ばすより、高出力らしいが、小型ヘリと言えど、約1.8キロの重量。玩具店で売っているおもちゃドローンが150グラム前後、テレビの撮影に使われる簡易タイプで1.3キロ前後。そう考えれば、十分に大きい機体と言えよう。こんなものを他の惑星に運ぶだけでもすごいのに、そこで実際に飛ばした上で、その映像が送られてくるなんて、たかだか100年程度前に飛行機を飛ばした人類がやることかねぇ。荒れ果てた荒野の中、浮遊するヘリコプター。もし、あちらに『住人』があれば、いわゆる空飛ぶ円盤の目撃者となるだろう。そして、音もなく飛び去るオレンジ色の物体ではなく、けたたましい音を鳴らして飛ぶヘリなので、「もう少し、静かにしてくれ」とか言い出して出てきたら面白いな。●言っちゃいかんのだろうが、ある意味、感心するわ。交際していた女性に誕生日を偽り、誕生日プレゼントを『だまし取っていた』男(39)が逮捕された。逮捕されたからには被害届を出した女性があったのだろうが、男(39)が同時に交際していたのが少なくとも35人だそうで、よくもまぁ、同時並行で続けられたと思う他ない。単純に1年を35で割れば、1人あたりの『取り分』は、約10.5日。中々会えない中で、被害届を出したくなる程度に貢いでいたのだから、その状況の方が気になって仕方がない。犯罪者を養護するわけじゃないが、この手の話『高い授業料』という言い方もあるが、最近は、そういうのも含めて『消費者の権利』みたいな話になってきて、それが良いのか悪いのか、よく分からない面がある。いわゆるアダルトビデオなんて、若い頃など『高い授業料』を払って色々なものを学んだ訳だが、これが女性だと「○○に似てる男優が出てる、って書いてあるのに全然似てない!お金返して!」と平気で言いそうで怖い。いや、消費者的にはそれが正しい行動だろうが(笑)。●ふと目についた見出し『飲食店での強盗の罪に問われた男が初公判で起訴内容認める』、被害金額2万4千円の強盗事件、生活が困窮するたびに金を盗む生活を20年以上繰り返してきたという無職(41)、「飲食店で持ち帰りの牛丼を注文した際、自宅に忘れた財布を取りに帰り、財布の中の金が少なかったため、自宅から包丁を持ちだして犯行に及んだ」という話。認めた内容が、どうして犯行に及んだか分からない。犯罪者との壁を感じる。★☆★