お客様は疫病神か貧乏神か、その両方です。
2021年04月16日(金)
●過剰なサポートを廃止し、必要最小限で。契約などはすべてネット経由の画面上で。思い切った方法でコストダウンを図った、通信キャリアの格安ブランド。ドコモの『ahamo』が先陣を切った形だが、結果的に他社も追従し、横並びになっているのはどうかと思うが、まぁ、そういうサービス品目があっても良かろうと思っている。サポートが必要なら、それなりの費用が載っているのを、そうじゃなきゃ、安いのを。選ぶだけなのになぁ、と思ったら、ドコモがahamoの店頭サポートを始めるらしい。対応は有料だそうだが、おそらくは、情報弱者だの年寄りだのが押し寄せたんだろう。「安いのに変えてくれ」とか。この手のバカ、どうして安いのか理解せず、それを使っている人をズルいと平気で言えるような手合い、まぁ、バカなんでしょう。高校時代など、忘れてきた宿題を写させてくれ、なんて申し出るヤツがいたが、断ったら「ケチ」と言い捨ててたような手合いに違いない。せっかく作ったブランドも、一部のバカのために台無しという話。まぁ、これに限った話じゃないか。●『天井から濃度数百倍のガス噴出か、誤って接触の可能性…地下駐車場4人死亡』、これ、少し前に名古屋でもあったような事故だな。粉末消火器や泡や水などの消火剤が使えない場所では、何らかの形で酸素を絶って消火する方法が使われるが、このビルでは二酸化炭素だったようだ。立体式の地下駐車場、石膏ボードの貼り替え作業中に誤って消火設備を作動させてしまったのでないかとのこと。起動後、約20秒でガスが放出されるらしいが、「今、ボタンを押しました」ではなく、不意に始まるので、逃げるのは難しい。結果、作業者6人のうち4人が亡くなるという事故になってしまった。こういうのに対し「もう少し安全策を」と思うが、火の勢いを的確に落とすには、初期消火が重要なので、消火設備の設計上も仕方がないし、現場は人が居ない前提で作られた立体駐車場なので、人が居ない前提で作られた消火設備があるのも仕方がない。物語なんぞでは、洞窟探検でガスが充満しているといけないからカナリヤを連れて行く的な話があるが、どこまで本当かは別にして、自然界でも、窒息による死亡リスクはあると言えよう。映画・バイオハザードでも、同様のシーンがあったな。あちらは不活性ガスを使って、あえて殺害したパターンなので事故とは言えないが、空気だのガスだの、目に見えないだけに怖い話だ。★☆★