:: mizuno-amiの日記なお部屋 - さるさる日記＜令和＞ - ::

●IOCのバッハ会長、来日を取りやめる方向で調整中との報道。大会組織委員会の橋本会長が、こんな時期に来るなんて、バッハ会長に「たいへん大きな負担になる」とコメントしていたが、こんな時期に、開催に向けて活動しているスタッフを抱えた長のセリフとは言えんわな。根性論じゃないが、むしろ、IOCがやってきて陣中見舞いでもする場面に、危ないから来ないほうが無難とか言い出しちゃうあたり、前会長のセクハラ発言よりよっぽど酷いんじゃないかと。ただ、それも『開催に向けて活動している』という前提があればこそ、酷いと思う訳で、すんなりと引き下がる辺り、組織委員会もIOCも落とし所を考えているんじゃないか？●大津で散歩中の園児らにクルマが突っ込んで死傷させた事故、もう２年になるらしいが、動きがあった。『直進車に過失を認めないのはオカシイ』と言い出した。この事故、実際に園児らを轢き殺したのは、優先を無視して右折したヤツではなく、それ避けようとした直進車。右折車は実刑が確定しているが、直進車は「過失は認めがたい」として不起訴になっていた。「事故現場の100メートル以上手前から、少なくとも2台の右折を確認していたにもかかわらず、右折しないと軽信し、減速など事故を未然に防ぐ注意義務を怠った」という被害者遺族の心情は分かるし、まったく危機管理意識のない右折車は不起訴になっている点もどうかと思うが、優先車両が何も考えずに優先的に走れるのは、きちんとルールが守られている前提にあるわけで、むしろ、禁錮４年半の右折車の罪が軽いと騒ぐべきだろう。ルールに人の命を守る力はないが、人がルールを守ることで人の命は守られる。「交差点は危ないからお互いに気をつけよう」という啓蒙をすべきという考えも、自動車の街に住んでいるとよく分かるが、マナーではなくルールが争点である以上、この申し立ては、かえって逆効果に感じる。●一昨年、茨城県の住宅で一家四人が殺傷された事件の容疑者が逮捕され、その素性が話題になっている。あるまとめ記事の見出し『過去に通り魔＆放火30件＆猫殺し＆警察手帳偽造』は分かりやすいか。人間は悪いことをしません！という性善説を頭から信じる人はいないだろうが、それなのに、絶対に更生すると信じている人がいるのは不思議な話。犯罪者を一部の例外とするならば、その例外の中に、さらに更生を期待するのは無理だと思われる人間が混じっていても不思議ではない。この手の更生論者は、そいつらが再犯を起こしても責任を負うことがないから無責任に騒いでいるだけのこと。通り魔だの放火だのを繰り返すようなヤツは、世に出すべきじゃないわな。★☆★