酔っぱらいほど、飲んでいないとか、量の多少の言い訳を並べる
2021年05月14日(金)
●所詮は、この程度の認識なのだろう。福井県農林水産部の課長(57)が飲酒運転で免許取り消し2年の行政処分を言い渡したが、不服だという話。「送別会でアルコールは飲んでいない。帰宅途中のコンビニで缶チューハイを買い、駐車場の車の中で一口飲んだだけ。帰宅途中に飲酒したのは送別会が無事終わって安堵したから」だそうだが、相変わらず、飲んだ量とか飲んだものとか関係なく、飲酒検知で検出された呼気で判断するだけのこと。実際に酔っていないかも知れないが「奈良漬け食っただけ」も通用しない。飲酒運転のルールを緩めれば、究極的には「事故を起こさなければセーフ」となるが、起きた場合の犠牲が大きいので、今は厳罰化、発生前の防止に主眼が置かれているだけのこと。もう、昭和の頃とは違うので、そろそろ認識を改めるべきだろう。★☆★