2021年05月27日 記事
因果の方向

2021年05月27日(木)

●『シングルマザーの健康を改善するには行政が動く必要が』、専門家が提言している。国立成育医療研究センターの研究では、シングルマザーは『喫煙・飲酒の頻度が高く、睡眠時間が少ない傾向にある』とのこと。うーん、喫煙・飲酒の頻度が高い人がシングルマザーになりやすい、の間違いじゃねーかなぁ。腑に落ちない。●『休業要請』という言葉が頻繁に耳に入るが、これが『命令』に出来ないあたり、日本の限界だろう。感染拡大防止を思えば、もっと『キツい』のを、と思っている人も多かろうが、残念ながら、そういう法律で運用されている国家・制度である以上、現行法の範囲で、それ以上の自由を束縛できる根拠がない。そう考えると、新型コロナウイルス対策という、ほぼ人類共通のテーマに対して、国ごとに対応であったり、結果であったりがバラバラになっている現状は、言い方が不適切かもしれないが、社会科の教材として、とても有用ではなかろうか。医療の制度1つにしても、何が正しいかどうかではなく、どういう制度だとこういう結果になる、という動きがリアルタイムで見えている。法治国家である以上、法がなければ動けないし、じゃあ、どうしてすぐに法律を作らないのか、など面白い話じゃないか。日本における、高齢者優先というワクチン接種の順番も、選挙に行くのが高齢者ばかりなので、という見方もあり、この辺りも選挙の話の教材としては面白い。もちろん、急造のワクチン、何らかの不具合があっても、クタばるのは高齢者なので、それほど影響が少ないだろう、という大きな社会的実験だという見方もあるが(笑)、それはそれで、面白い話だ。●そんなワクチン開発など、日本は遅れを取っている。高い品質と信頼のため、石橋を叩いて渡るような国だから、という見方もあるが、たとえ100万人の命を救っても、数人の死亡者が出れば大騒ぎするバカが溢れるような国なので、そりゃ、誰も責任を負いたくないだろう。結果的に、海外で認められたヤツを遅ればせながら認可して茶を濁すしか出来ないお役所体質。「出来て当たり前、出来なかったら叩きまくる」ような国民性、たいてい、叩きまくっているのは出来もしない側だったりするから始末が悪い。最近流行りのフェミとかいう連中も、その実、言っているのは「して欲しい」ばかり。要は、自分じゃ何も出来ないから「ワタシは正しいから、あなたたちでどうにかしなさい」的な姿勢。むしろ「ワタシは頭が悪いから、あなたたちでどうにかしてください」じゃないかと。★☆★
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