お腹の下り線、超特急。
2021年05月21日(金)
●ルールはルールであり、それを守るのは当然だとした上で、じゃあ、どうすりゃ良かったのか、という感じ。新幹線の運転士が『運転室から一時、離れた』ことで、JR東海が処分を検討しているという。もちろん、運転士が、フラフラ遊びに行った訳ではなく、『腹痛を感じたため車掌を運転室に呼び、前方の安全確認をさせたうえで客室にあるトイレに』行ったという話。この間、約3分間。一方、ルールは『運転士が走行中に体調が悪くなった時は輸送司令に連絡し、車掌が運転士の免許を持っていれば運転を交代するか、もしくは一度、停車してから運転室を離れる』となっており、今回は、連絡もなく、また、車掌も運転士の免許を持っていなかったとのこと。ルールに照らせば、確かに問題ではあるが、もし、車掌が免許を持っていないからと『停車してから運転室を離れる』の判断を下せば、車内アナウンスとして「運転士、トイレ休憩です」みたいに流して最寄り駅にでも止まるんだろうか?高速で大量の乗客を運ぶ鉄道、空よりは安全ではあれど、ちょっとした気の緩みが大事故につながるのは同じこと。であれば、ルールは厳密に守るべきではあるが、そんな状況で1人しか免許を持っていない状態で運行していたとなれば、その環境にも問題はなかったか?「東海道新幹線の乗務員としてあってはならない行為で極めて不適切な行為で、お詫び申し上げます」と言っているが、杓子定規な謝罪より、他の車両には、運転可能な乗務員が2人以上が乗っているのかを説明して欲しいな。●やっぱり、無職は無職の理由があるよなぁ。神戸で逮捕された無職(39)、『「今から人を殺す。お酒を飲んでいる」「人を殺してしまった。自分を殺した」など、うその通報をして、同署の署員ら計十数人を出動させた疑い』だとさ。これが、午後3時半ころで、アルコールまで検出されている訳で、一般的な勤め人なら、まだ仕事の時間。加えて「『自分を殺す』と言うことが犯罪になるとは思っていなかった」だとさ。嘘ついて警察を呼んだ時点で十分に犯罪だと思うが、犯罪であるか否かで判断すべき行動でもなかろうに。あまりにもバカバカしいので、集まった警察官で「確かに自分を殺そうと刃物を振り回していた」「こちらにも危害が加わりそうだった」などと口裏合わせて、『適正な発砲』の下で、殺処分にしときゃいいのに、などと、野蛮な途上国のようなことすら思ってしまうわ。★☆★