:: mizuno-amiの日記なお部屋 - さるさる日記＜令和＞ - ::

●先日、知多半島の豊浜に行ってきた。久しぶりの海釣り。休みをとって行ったが、平日の割に人がそこそこいて、人気の高さが伺える。この界隈、海釣り専用の桟橋が設けられており、比較的安全に遊べるのも人気なのだろう。加えて、広い駐車場が隣接していたり、トイレが近くにあったりと、家族連れでも安心なのが良い。ただ、この時期の魚はまだ小さく、これから秋、冬に向けて育っていくが、普段は外道として釣っても逃してくるメゴチが立派で美味そうだったので持ち帰って天ぷらにした。ヌメリを取るのに手間取ったものの、その味はかなり美味、さすがに旬だと思った。次回はアジフライを狙う予定。●一方で、マナーが悪いのも目立つ。ゴミを捨てていく奴が多いのだ。ペットボトルや吸い殻をポイ捨てするんじゃなくて、ゴミが詰まったレジ袋をそのまま放置していくバカがいくらでもある。おそらく、数日前に清掃活動をしたであろうと見受けられたが、それでも、目に入る範囲でいくらでもゴミ袋が置いている始末。丸めた鼻紙１つとて、そこらに放り捨てるなんて出来ない身からすると、レジ袋１個まるごと捨てられるなんて、人として理解が出来ない。どういう了見か知らないがクズであるのは間違いがないが、この手のゴミ問題、ここだけの話じゃなかろう。ネット上では、しばしばボランティアによるゴミ拾い活動があるが、そういうった人々が出てキレイしたところを見て「これは汚してはダメだな」などと恥じ入るような良心を持ち合わせた人は少ない。良心だの良識は、すでに二分化しており、言わなくても通じる層と、何回言っても聞き入れない層しかなく、中間にある『何度か教えればどうにかなる層』など、すでに絶滅しているのだ。だが、ボランティアの皆さんは「いつかは」を信じて活動するが、下層のバカからみれば「ゴミを片付けるお人好し」くらいにしか思っていない。もはや、『個人のキモチ』が優先されて当たり前、という勘違いしたバカは止められないので、この先、この手の利用者のモラルに頼った娯楽施設はますます減るだろう。●『日本人の良識』が通用しない層が増えているなんて、皆、気付いていることだが、頑なに認めようとしない人ばかり。それを認めると、自分が信じていた砂上の良識が崩れるからだ。ただ、バカは死ななきゃ治らない、という言葉が死なないように、残念ながら事実でもある。この先、豊浜のような施設は『海釣り公園』として、利用と駐車場を有料にした施設に転身し、きちんと管理するか、バカを受け入れ、お人好しにゴミ拾いをさせ続けるか選択すべきではないか。だいたい、国だって「バカばかりだからレジ袋有料にしてやった」って国民を信用してないじゃないか。分かる人には分かる話だが、客の自由に任せる『魚ひろば』方式と、客を楽しませつつ囲い込む『魚太郎』方式の違いに通じるものがある。★☆★

●先日、豊田市内の洋品店４店が学生服販売で価格カルテルを結んでいると指摘され、行政の処分が下された。そのうちの１店がバラしたことで発覚した経緯は面白い。いや、面白がってはいかんのだが、高校の制服なんて、高くて価格横並びで、そんなもんだろう。体操服だの上履きだの、この手の『学校指定』に関わる話など、今更感がある。とりあえず、バラされた３店の『お知らせ』と称する広告を地方紙上でみかけたが、３店の内容、書式が全く同じで、中身も、ほぼ社名だけが違う程度の同じもの。謝罪だの告知だのは、そういうものかも知れないが、カルテルで挙げられたことを思えば、かえって印象が悪いわな(笑)。●「ライターを使ったら突然爆発した。気がついたらドアや屋根が外れていた」、一瞬で吹き飛ぶと、こんな感想になるんだろう。トラックの運ちゃんが、車内で冷却スプレーを使った後、そのままタバコを吸ってドカンだそうで、間の抜けたコメントではあっても、飛び散った破片で周囲の車７台に傷が付いたというレベルで、爆発の強さが伺い知れる。世の中に色々なものがあれど、家などは外からの力には強いので、大風が吹こうが大雨が降ろうが、結構、耐えたりするが、中から爆ぜることは想定していないので、簡単に吹っ飛ぶわけで、車なんかもぶつかった時など、外からかかる力には強くても、内部が一気に加圧するような想定はないから吹っ飛ぶんだろう。冷却スプレーなど、いわゆるエアゾール製品は、通常、揮発性の高い有機溶剤が使われており、ほとんどがよく燃える。物によっても違うが、比重が小さければ上に行き、大きければ下に溜まるが、どちらにしても、この暑い時期、外気モードだとエアコンの効きが悪いから車内は循環モード。思った以上に密閉されていることはよく分かる。スーパーやコンビニにある冷凍用のストッカー、あれも風呂桶みたいになっているが、意外とあれで冷気が逃げないから面白い。まぁ、面白がっちゃいかんが、当の運ちゃんが、顔に軽いやけどを負っただけなので、さほど不謹慎でもなかろう。●「23日午後4時33分に春日部市役所、近隣駅、商業・娯楽施設を爆破する」「コロナが大流行しているにも関わらず自粛しない石川良三市長、市職員らに対する報復だ」、この手のバカ、自粛警察と言われるが、もはや、テロだろこれ。犯罪予告じゃないか。この手の話の厄介なところは、本人が正義のつもりでやっているところ。要は、悪いことをしている意識がないので、仮に逮捕されても、どうして捕まるんだ、ということになる。報復とやらで本当に爆発させたら、コロナよりよっぽど被害が大きかろうに。それでも正義のバカには分からないか。★☆★

●手口が狡猾なのか被害者がバカなのか。『アンケートに答えたら勝手に借金させられていた――。大学生の間でこんな被害が相次いでいる。』で書き始められた記事。中身を読めば、「アンケートに答えるだけで３千円差し上げます」に集まった大学生。質問に答えた後２千円を現金で受け取らせ、「さらに千円を振り込む」と言ったところで銀行口座の番号と暗証番号、携帯電話の番号に加えて、運転免許証まで提示させたという話。これだけの情報が揃えば、オンラインで消費者金融からカネが借りられるが、結果、学生らがカネを借りたことになったとか。学生らを擁護するなら、まぁ、カネを受け取るばかりで、自分が振り込む立場になったことがないから、どういう情報が必要なのか知らなかったんだね、と言えなくもないが、有り体に書いてもバカとしか言いようがない。どこの大学か知らないが、バカばかりなのかと嘆きつつも、社会人の一歩手前にある大学生がカモにされるのは時代が変わっても変わらない。とりあえず、怪しげなサークルに勧誘されたり、一人暮らしを始めたところに、ガラの悪い新聞屋がやってきたりと、手口が違うだけでカモは同じ。●こっちもバカ大学生の話か。イベントで木製のオブジェが燃えて、中で遊んでいた５歳児が焼死した事件。おがくずのなかに白熱電球を入れてりゃ、そりゃ燃えるだろう、バカなのかね、などと当時も書いたと思うが、その2016年の事件の初公判が行われ、被告は「発火するとは考えられなかった」と無罪を主張した。当時、日本工業大学の学生、未成年だったので名前は出ていないが、２人の被告は１人が『建設業の男(22)』、もう１人が『大学院生の男(23)』とあるので、想像力の欠如した無知な人物でも建設業に就けたり、大学院に進めたりするんだから、そりゃ、バカでもカネ払って学歴を買おうとするわけか。何にしても、この話。設計当時はLEDだったが、やってみたら暗かったからと、後から勝手に電球に置いたとか。電球を勝手に置けるようにしていた大学だの教授だのが無能だから、元大学生は無罪とか、そんな話でもあるまいに。バカに付けるクスリはないが、バカが「知らんかった」と言えば、それで人が死んでいようが通用するという、言い方は悪いが、生き残ったもん勝ち、みたいな胸糞の悪い話だな。「白熱電球が熱くなることを知らなかった」と言い垂れる工業大学の学生が、どの面下げて「ボク悪くない無罪」とか言っているのか知らないが、に我が子を殺された親の気持ちはやりきれんなぁ。★☆★

●由比ヶ浜の海岸近く、人が遊んでいる近所をボートが走っている映像がツイッターに流れていた。テレビでも紹介されていたようだが、正直、危ないわな。海の上の法律に詳しくないので、どちらが悪いのか法的なところは分からないが、仮に、遊泳禁止だから脅してやったという話にしても、車道を歩いている奴がいたからクルマで轢き殺す真似してやった、みたいなもので、さすがに許される話じゃない。何か、映像を紹介したツイッターには動画を消さないと訴訟も辞さない的なやんわりとした脅しが間接的に届いているらしいが、こういうケース、「オレの友達でさ」みたいに、本人じゃないのかね。まぁ、当事者じゃないので、危ない以外は言えないが、よっぽど見せびらかしたいんだろう。そういえば、以前、愛知県の恋路ヶ浜というところに行った折、珍しくジェットスキーに乗った奴が近づいてきた。これ見よがしに近づいてきたが、あの辺り、比較的波が強いので、近づきすぎたバカが波に煽られ、ひっくり返って海岸に打ち寄せられては、流されてを繰り返し、何か１人で焦っている不格好な姿を目撃したことがある。ああいったものは「自分で楽しむため」に使うんだろうが、なんか勘違いしたバカは「見せびらかす」のが目的になってるから、余計に滑稽に映る。バカだな、見せびらかさなきゃ、見せつけられないようなもん、大したことないのに。●今月、都内で亡くなった人の数、79人。新型コロナではなく熱中症。なかなか、衝撃的な数字だな。年齢は700代以上が8割で、最も多いのが80代。どちらにしても、高齢者の話だが、屋内で亡くなった人の多くが、エアコンを設置していないか設置しても使っていなかった人ということで、このご時世に、どうなっているのかという状況だ。だいたい、トヨタ市の片田舎の自分ですら、タイマーが切れて目が覚めるのが無駄なのでと連続運転している始末。都内がどの程度の都内なのかは分からないが、都心でなくとも、それなりに暑い筈。まぁ、熱中症という言葉が定着する前、夏の暑さにやられる症状を表すのは『日射病』だったか。その字面から考えれば、日光に当たらず、日陰にいれば大丈夫、みたいに思ってしまい、よもや家の中で、と思ってしまうんだろう。また、自分も加齢とともに「暑いんだけど、暑いかな？エアコン居るかな？」と思ってしまうことがあり、感覚と判断が鈍感になっている一面を感じて驚いている。自分だけは、と過信できるほど、賢いもんじゃないので、さっさとエアコンのスイッチを入れるべきだ。★☆★

●『ポカリを薄めて飲んでる』という話がネットで話題になってた。発売元である大塚製薬のＱ＆Ａが、とにかく薄めるな、そのまま飲め、と勧めていることに端を発しているようだ。あの飲料は、体が吸収しやすい濃度に調整されている点が優れているのであり、あれを薄めて飲むという選択などないと思っていたので、正直、驚いている。色々眺めてみれば「そのまま飲むと甘すぎる」とか意見が多いが、良薬口に苦しであって、美味いか不味いかの話じゃない。そもそも、薬は、その『成分』を摂取することが目的なので、それこそ、水で薄めようがオブラートに包もうが、その成分を壊さない限り問題はないが、薬でもないポカリは『濃度』が重要なので、それを壊した時点で、ポカリである必要はない。もちろん、『メーカーが推奨する濃度』がどれほど正しいかは定かではないが、信用しないなら、わざわざ買わなけりゃ良いだろう。科学に対する難癖の多くは、むしろ非科学的な屁理屈であることが多いが、多くの場合、無知か思い込みか、そんなあたりから来ている。イランを始めとする世界各地で「新型コロナに高濃度アルコールの摂取が効果的」だと広まった結果、メタノールを飲んで６千人近くが入院し、800人ほど死亡しているらしいが、この有様を「科学的じゃない」と手放しでは笑えない。●その新型コロナ、沖縄の知事が、しきりと国に対応を要求しているニュース映像が流れていた。普段は、国が国がと邪魔ばかりしていたくせに、困ったときだけ国に批判まじりて対応を求めるのが『なんくるないさー』とかいう考え方だろうか。浅ましいものだ。何も、言いたいことも言わずに従順にしていなければ助けない、という話じゃないが、決めたことも守ろうとせず協力もせず反対ばかりしているのは、さすがに度が過ぎてる。一方で、数は増えているものの、重症者は増えておらず、むしろ、陽性だけど症状すら出ていない人も多かろう状況。軽症者向けの療養施設の準備が整わなくとも、その実、あまり実害は出ないだろうから、パフォーマンス込みで騒いでいる可能性もある。まぁ、この新型コロナ。何らかの形で『抑え込む薬』が出来た上で、それ飲んで寝てろ、という風邪と同じところに落ち着くだろうが、マスコミが不安を煽り立て、寛容派と慎重派の対立が続くため、当面、社会がその気持ちを切り替えるのは難しいだろう。新型コロナに翻弄される社会。天から御札が降ってきて「ええじゃないか」と踊りまくった姿に似ていなくもない。★☆★