テレビで報じりゃ、バカ走る
2020年08月04日(火)
●『自民党は中国や北朝鮮の脅威の増大を踏まえ、「専守防衛の考え方の下」で「ミサイル阻止能力」の保有を検討するよう求める提言をまとめた』、物騒な事は好ましくないにせよ、今の中国の動きを見ていると、何らかの防衛手段は必要としか言いようがない。もちろん、自衛隊という組織はあるが、殴られてからの防衛では間に合わない。だいたい、『飛翔体』と呼んでいる鉄くずを放り込んでくる北朝鮮など、事前にどうにかしたいところ。結果、「相手領域での弾道ミサイルなどの阻止」を盛り込むのも仕方のないことか。まぁ、攻撃は最大の防御かどうかは分からないが、そういった防衛に対する提言に、へんてこな質問を投げる記者があるらしい。曰く「中国や韓国の理解を得られる状況ではないのでは」と。これは、「自宅にカギをかける行為は、ドロボウの理解を得られるか?」のような間抜けな質問だが、一体、どこの記者だろうね。河野防衛大臣は「主に中国がミサイルを増強しているときに、なぜその了解がいるのか」と『語気を強めた』とのことだが、当たり前のことに『語気を強めた』と添える必要があるのかね。最近、アメリカが中国が情報を盗んでいるから使うな、と騒いでいるスマホアプリに対して、一部の連中が横暴だなどと騒いでいるが、その実、その中国では、規制だらけでまともにアプリが使えないことを誰も騒がない。この一部の『隣国に配慮しろ』という連中の胡散臭さ、今に始まったことじゃないか。●ああ、またバカ騒ぎが始まったのか。こんどは『イソジン』だとさ。うがい薬のイソジン、大阪の吉村知事と松市市長が『コロナ治療効果が期待できる薬、発表へ』とかいうテレビ中継でイソジンに効果があるらしいとか言ったとか。結果、バカが薬局に押し寄せたとか、ネットショップでは売り切れ続出だとか、フリマサイトで出品が並んでいるとか、バカの迅速な行動力には、頭が下がったまま、上げる気力もなくなってしまう。まぁ、行動している大半が転売バカだと思えば、それはそれで問題だが、医薬品の類を勝手に売れば薬事法違反なので、そのまま逮捕されれば良いわ。どんな根拠があるか知らないが、消毒薬で消毒した後に検査したら陰性でした、とかいうバカな話だったらどうしようかねぇ(笑)。何だよ『効果が期待できる』って。★☆★