「自粛を要請」以上の事を言えば、横暴だ、独裁だ、って言い出すでしょ
2020年04月01日(水)
●4月1日。参加できる人員を絞っての入社式。間隔の空いた会場の風景は寂しいものがある。また、毎年のことながら、Web会議システムを使って中継しているが、今年はストリーミング機能が使えるのでそちらを使ってみる。10万人の視聴に耐えられる仕組みだそうだが、そんな数の従業員はいないので特に問題ない。会議の類は軒並み禁止されつつあるが、これらをWeb会議に置換えても、それほど効率は上がらない。そもそも、ダラダラと雁首揃えて報告会で時間を潰しているんだから、話し合いをしやすい機能のWeb会議と合うわけがない。どうせなので、これを機にムダ仕事を見直す方向で考えよう。ところで、ネットで『3密』に代わるキャッチフレーズを考えた人がある。「集・近・閉」、集まらない・近寄らない・閉じこもらない、だろうが、そのまま読みが一連の騒動の当事者に行き着くところが面白い。●満員電車の他、濃厚接触の可能性が高いといえば、夜の街だろう。いかがわしいお店もあれば、普通の飲み屋もあるわけだが、あれだけ無防備な人々が集まっているんだから、あれらの店のリスクが低いわけがない。ただ、あれを調査しようとしても、中々難しいところがある。例えば、アダルトビデオ「特定の巨乳モノを視聴された方は視覚を通して脳に障害を負った可能性がありますので、申請してください」と言われてどれだけの人が申請するか。それがもっと特殊性癖であれば、申し出も絶望的だ(と思う)。それを風俗店に置き換えれば、余程でなければ申請しないだろう。飲み会にしても、誰のカネで飲んでいるか分からないような残業的飲み会なども、おおっぴらにしたくないだろうし、まぁ、調査しようにも進まない部分だから故に、この先の、感染源やクラスターの特定は難しくなる。一方で、パチンコ屋などはそういう話が出てこないが、客が喋らず、適度な距離を保っているとか言い訳を並べている。『集近閉』に照らせば、そんなことはないだろう、としか言いようがない。芸能人をはじめ、著名人の感染情報が明るみになりつつある背景には、簡単に追えなくなった状況があるんじゃないかと思えて仕方がない。お忍びがお忍びじゃなくなる行動履歴。人によっては、困るんだろうなぁ。★☆★