ネットを眺めながら妄想記事を仕立てる在宅記者
2020年04月09日(木)
●外出自粛の時代。さすがに、土日の休み、人との距離が遠そうな海だの山だのに出かけてみたらどうかなぁ、なんて考え始めているが、途中で立ち寄らざるを得ないであろう、トイレ休憩だのコンビニだのの事を考えると、さすがに躊躇する。結果、庭でキャンプとか近所を散歩とか、そういう話になってしまう。先の見えないコロナ騒動、おそらく、今年はダメだろうなぁ。●勤め先でも様々な対策が迫られている。テレワークなどは基本的な仕組みが既に用意してあるので、後は実行するだけだが、かと言って、細かいことを考えると、中々難しい。例えば、経理部門など、それこそ在宅で十分だというが、銀行に行ったり、振込するときはどうするのかなど、出社しているからこそ流れで出来るような業務も、それが家だとすると、中々難しい。資材や原材料の注文にしても、じゃあ、問い合わせ先はどこになりますか、という話。当面、連絡先は○○さんの自宅になります、じゃアレだが、まぁ、こちらは携帯電話だのIP電話だのがあるから、それほど深刻でもないか。一番ヤバいのは「在宅」を検討し、じゃあ家で何をやって貰おうか、という話になった時、よくよく考えたら、そいつやその部署の存在理由が希薄になるケースだ(笑)。いや、意外と厳密に見直すと、アレなんですよ(笑)。また、自宅に居たらサボる、という話題も、じゃあ、出社していた時、雑談時間は給与をカットするのか、という話にもなるので、意外と「サボってんじゃないか?」の判断も厳密にしちゃうと厄介になる。働き方改革の一環として、その実、かなり有用な在宅勤務の切り替え検討。ある意味、パンドラの箱だな。●緊急事態宣言が出た地域、スターバックスコーヒー、いわゆるスタバが休業するとの情報を受け、「じゃあ休業する前に!」と長蛇の列が出来たという。このニュース、ホントかなぁ、と、バカだなぁ。素直に両方の感想があるが、今、この記事を追いかけても、軒並み『削除されました』となっているという状態は、とても気になるところ。東京脱出の若者でバスターミナルが大混雑、みたいなウソ記事を流して削除したメディアもあるが、こういう一事が万事であるかのように切り取った情報を盛り上げて、混乱を図るメディアが多いことに腹が立つ。おそらく、彼らは「混乱を図る」のが目的ではなく、「そっちの方が売れる」からやっているだけで、だからこそ、余計に腹も立つ。ネットのウソ記事に惑わされないで、本物のジャーナリズムを、とか謳っていた割に、ネットのウソ記事より悪質なものを垂れ流し、都合が悪くなると削除して知らん顔。新型コロナ騒ぎで自粛すべきは、マスコミ各社という『普通の民間企業』による情報発信の制限だと強く思うよ。★☆★