大人の目、子供の目
2020年09月01日(火)
●子供の頃の駄菓子屋。ノスタルジーの代表格だが、今思えば、得体のしれないババアが薄汚い店で駄菓子を売っていた訳で、大人と子供のギャップが面白い。縁日の出店も、食べ物やおもちゃなど楽しい思い出ばかりの子供に比べて、今見りゃ、ヤンキーやチンピラみたいなのが薄汚い格好で焼きそば焼いて高値で売りつけている訳で、良し悪しではなく、ケーザイの仕組みとして面白い。そんな駄菓子屋で扱っていた、不思議な商品の1つ『おばけけむり』の製造が終了していた。ベタベタする何かを指先につけてペタペタすると煙状の何かが出てくるという、知っている人には分かるが、知らない人に説明のしづらいおもちゃ。大人になってから考えても、あれの代替品が見当たらない不思議なものだが、事業継続が難しいという、今時らしい話だな。昨日、『としまえん』が閉園するとかでテレビなどが一斉に最後を報じていたが、常から利用してりゃ、最後など報じる必要もなかろうに。「惜しまれながら幕を閉じ」とか平気で言うが、いざ無くなるとなると惜しいだけの人々の声を美談のように報じる姿勢はどうかと思うよ。●何が本家で何が分家か分からない『民主党』、立憲民主党の枝野代表がタバコを吸ったとニュースになっていた。『受動喫煙対策を強化する改正健康増進法が全面施行された今年4月以降』も禁煙となった議員会館事務所内で喫煙を『続けていた』という話。4月施行で8月って、どれだけ認識が甘いのか。「制度を明確に認識し、厳格に運用する認識が甘かったと反省している」というレベルじゃないが、他の議員はどうしていたのかと思えば、「おそらく(事務所内で喫煙する)議員が多く、徹底されていなかった側面が間違いなくある」だそうで、法律は国民を縛るものであって、議員様には関係ないわ、といった姿勢が垣間見える。まぁ、この手の連中、与野党問わず、選挙のときだけ頭を下げるような人種なんだから、根本的にそう思っているに違いない。何にしても、タバコを吸う人に厳しい時代になったが、タバコを吸っているヤツのバカが目立つので仕方がないと思う一方で、同じ嗜好品なら酒の方がよっぽど害があることを思えば、かなり過度な反応だとも思うよ。酒は飲むけどタバコは吸わない、という嫌煙家のタバコを叩き、酒を擁護する姿勢は、そこらのクズの酔っぱらいと大差ない。まぁ、分別ある大人にのみ許された嗜好品なんだから、ルールくらい守るでしょうが。★☆★