捕まらなかったらセーフ
2020年09月10日(木)
●また役者だかが薬物で逮捕された。この手の問題、言い方は悪いんだが、役者なんて台本の下の操り人形だろ。そいつが逮捕されることで、作品まで否定するのはどうかと思うわけで、これ、たまたま、バスに乗った奴が逮捕されたら、そのバスを廃車するのか、って話じゃないか?ただ、そういう言い分は、一見、理に適っているが、そもそも、こういう事態になることが分かってるのに、クスリをやる奴がバカなわけで、全くスカタンな屁理屈と言える。加えて、何らかの形で擁護している連中が「クスリくらい良いじゃないか」「人殺しじゃないし」「誰かに迷惑かけたわけでもないし」という、犯罪を犯罪だと思っていない予備軍だとよく分かる話。飲酒運転で事故を起こさなければそれで良いじゃないか、というが、それで事故を起こして何人も死んでるから禁止されてるんだろうに。芸能人は特別な存在だから、クスリくらい許されるとか思ってんのかね?クスリに手を出さなきゃ、成り立たないようなクズ、なるほど、特別だわな。●ただ、この薬物汚染、芸能人に限った特別なことでもないんじゃないか?新聞の地方欄、こちらだと、豊田版や西三河版という感じだが、そこの小さな記事に「薬物所持」「大麻所持」などの単語が、比較的、頻繁に載っている。フリマサイトと称するところで、簡単に盗品売買が行える時代、比較的簡単にモノの売買が行えることを思えば、個人間の薬物の取引は、目立ってなければ、意外と普通に行われてるんじゃないかと思う。クスリの効果を知らないのであれだが、「用法用量を守った上で」適切な使い方をすれば酒と変わらんのじゃないかと。外国では許可されている地域もあるようなので、その種類によっては可能だろうが、何にしても、すべての薬物中毒が『節度を持って』使用してる訳じゃなく、むしろ反対なので、しっかりと取り締まるべきものに違いない。●子供をクルマに放ったらかして酒を飲みに行っていたクズ女。ああいった事件がある時、愛煙家なんぞが「タバコじゃ、こんなことは起きない。タバコより酒を規制しろ」と声を上げても良いんじゃないかと思ったりする。まぁ、愛煙家の皆さん、普通に意識がお高い方が多いので、そんなチンケなことを言ったりしないのだろう(笑)。いや、何も愛煙家と酒呑みが別の人種である筈もなく、タバコも吸うが酒も呑む、って人が多いんだろう。どちらにしても、ニコチン中毒とアルコール中毒であるのは間違いがないわな。★☆★