面白味の方向性
2020年12月04日(金)
●ニュースを見ていると、たまに変わった罪名が目に入る。『礼拝所不敬容疑』、バカが墓地で卒塔婆を振り回しながら奇声を上げていたとか。自称ユーチューバーの28歳、バカって死ぬまで治らないんだなぁ。この手のユーチューバー、「面白いこと」を「他の人がやらないこと」だと勘違いしているバカばかり。いや、他の人が考えつかないようなことが面白い事は多々あるが、単に他の人がやらないことは笑いにならず、せいぜい、度胸試しといった程度のこと。墓場で暴れるというのは、ある種のタブーを破るという行為だが、面白味は、夜のお菓子『うなぎパイ』を昼間に食うというタブー破り以下と言えようか。この手の人物、最初は面白いことが出来ていたかも知れないが、せいぜい、素人の一発芸の域を超えていない連中なので、継続的に面白いことを生み出し続けることは、よほどの努力か才能か、その両方がなければ成り立たない。結果、タブーを破って「人がやらなないことをやってやった!」という勘違いにたどり着く。パックの刺身を食ったバカと同類だわな。●『痛みの分配、高齢者も 75歳以上医療費負担2割に』、最初に決めたルールと違うじゃんか、という老人らの言い分は分からなくもないが、病院に行けば、たいてい、老人だらけ。調子が悪いときなんぞに病院に行こうものなら、元気そうなジジババの間で延々と待たされ、余計に悪くなったんじゃないかとさえ思うこともある始末。墓場に持っていっても仕方ないし、架空の孫に騙されて振り込むだけだと思えば、、どんどん、搾り取ってやればいいよ。社会にしろ建物にしろインフラにしろ、何らかの形で一定期間『停止』出来るなら作り変えも簡単だが、例えば、工場1つとってもリニューアルなんて、なかなか難しい。どこかで無理をしなきゃ、なかなか変えられないと思えば、医療費に年金に、見直せるところはまだまだあろうか。ちなみに、厚労省前でジジイたちが座り込みを始めたとか。ほら、元気だろ。●おカネの話、GoTo継続らしいが、このまま来年開催予定の五輪が気になるところ。個人的には、興味もないので、中止でイイじゃんと軽い気持ちで思っているが、まぁ、諸事情を考慮すれば、それはそれで簡単にはいかんのだろう。ただ、近所の運動会のような貧乏くさい話じゃなく、かなりカネがかかる国際的なお祭り騒ぎ。そして、一部の人間の懐に流れ込む仕組みになっているので、そういう連中が大声で叫ぶから、なかなか、中止にならんだろう。あちらを立てればこちらも立たない。ただ、来年の夏頃も、こんな騒ぎが続いている前提は変わらんな。★☆★