2020年12月22日 記事
閉鎖社会の限界

2020年12月22日(火)

●ゴネれば何でもありか。『万引きを理由に県立高校を自主退学させられたのは不当として、元生徒の男性(20)と両親が鳥取県に160万円の損害賠償を求める訴訟を起こし、21日、鳥取地裁米子支部で和解が成立した。』、これが、事実無根の冤罪であればまだしも、実際に窃盗を犯した訳で、何ら同情が出来ない。仮に何らかの偶発的な事故であれば、そこから教育的指導も可能だが、自分の意志で盗んでおいて不当だと騒ぐとは、親子揃ってバカなのかね。「万引きは重大犯罪ではないのに、退学処分相当だと誤って信じさせられた」、売られてる商品が高かろうが安かろうが、それで生計を立てている人があり、それを「重大じゃない」とか言い切る時点で、人として信用ができないが、どうして、学校は簡単に折れるのか。四捨五入して1桁の年齢なら、何か盗んでしまっての子供だからが通用するが、高校生にもなって窃盗起こした挙げ句、二十歳になってから親子揃って処分が重いとか言い出すとか盗っ人猛々しいとかこのことか。このドロボウ親子を許せるのは、被害に遭った店主しか居ないので、傍観者がどうこう言っても仕方がないが、弁護屋の言うところの「不本意な自主退学」の問題だそうだ。ドロボウ学生を認めるような学校だと知れれば、他の生徒も同じ目で見られる訳だが、大抵の場合、どの地域でも「あの学校の生徒は」で名が知れ渡っているケースが多いか。●同じく学校の話題。『児童や生徒、同僚などへのわいせつ行為やセクハラ行為で懲戒処分などを受けた教員は昨年度、273人と、過去2番目の多さとなりました』、NHKニュースだが、そもそも、処分を受けた人数が分かっているだけで、これまでだったら、泣き寝入りしたりもみ消したりしてきたものが、明るみに出るようになっただけじゃないかと思っている。だいたい、しばしばこの手の事件が発覚した後、『被害者のプライバシーに配慮』してと称し、当の犯人の名前すら公開されないことが多いが、これ、何か事を起こせば、子供を盾にして保身するだけのクズなわけで、普通の犯罪者より卑劣だろう。その認識が薄すぎやしないかね。いや、こんな状況にありながら、「わいせつくらいでクビになるのは」とか言い出すバカも出てきている訳で、そりゃ「万引は重大犯罪じゃない」と肩を並べるバカっぷりで、バカ学生とバカ教師、なるほど、教育現場ではバランスが保たれている訳か。元教師のクズの名前を出さなくても良い代わりに、入れ墨でも入れればどうか。GPS埋め込むより、よっぽど人道的だろう。★☆★
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