2020年12月10日 記事
沈黙の白い犬

2020年12月10日(木)

●数字の解釈、ちょっと面白い話題が目に入った。2019年度、鉄道係員に対する暴力、61%が酔っぱらいによるものだそうだ。3分の2にも迫る数字、やっぱり酒は良くないな、と多くの人が思うが、話題の主は「シラフで殴るやつが4割」という見方をした。確かに、酔っ払ったヤツが暴力を振るうのは、容認される行動ではないものの、ある意味、辻褄が合う。一方で、酒で判断力が鈍っているわけでもない普通の状態で人を殴るようなクズが4割あると思うと、確かにこちらの方が怖い。酒とは無関係に駅員殴るヤツはクズでひとくくりして問題ないけどね。●山口県光市で起きた母子殺害事件。犯人のクズさはもちろん、「ドラえもんがなんとかしてくれる」などと真顔で言い垂れるキチガイ行為が許される弁護屋のクズさ加減を思い知らされた事件の1つだが、これ21年前のこと。時の流れは早い。唐突に話題になったのは、『元少年の死刑囚が求めた再審』が最高裁で認められず、というニュースが流れたから。何だこのクズ、21年も生きて、まだ時間稼ぎしてたのか。さっさと執行すべきだわ。客観的に見れば、犯行当時少年だったことを思えば、口先だけだとしても『反省と謝罪』に徹していれば、死刑判決なんて出なかった可能性はある。弁護屋合せて、むしろ心象を悪くしたんじゃないか?一部、弁護士の解任運動にまで発展したが、今思えば、弁護側も死刑を望んでおり、それに協力したんじゃないかと。●ドコモが思い切ったプランを発表した後、auが追従した、いや、追従しなかった。ドコモが、窓口サポートなど、余分なものを一切省き、分かっている人や自分で調べる人のための最小限のプランを設定したのに対し、auは、様々な抱合せでお安くなりますよ、というプラン。ドコモが殿様商売だと言われたが、むしろ、大名のほうが酷かったという話かと。だいたい、auも、訳のわからないテザリング料を取り続けてきた前科がある。これまでの標準だった、3大キャリアの仲良し横並びプラン。テレビCM1つにしても、どうせ料金が同じなのに、あれを作るのに莫大な広告宣伝費を使っているなら、よっぽど料金を下げたほうが客は喜ぶだろうに。長年続いた不誠実な均衡。これを壊すなら、よっぽどインパクトがなければ「前とそんなに変わらん」となろう。そういう意味では、IDOの頃からのau利用者だが、条件次第でドコモに移っても構わないと思い始めてきているレベル。対するauの中身は、結果的に「前とそんなに」どころか「前より悪いんじゃないか?」の印象すらある。ただし、ドコモは自分で調べられないバカが窓口や電話に殺到し、かえって混乱する可能性がある。ドコモに責任はないが。★☆★
2020 年 12 月
    1
2
3
4
5
6 7
8
9 10
11 12
13 14
15
16
17
18
19
20 21
22
23
24
25
26
27 28 29 30 31    
前月 今月 翌月

- WebCalen -