2020年12月23日 記事
お値段通りの品質

2020年12月23日(水)

●珪藻土マット。ある時期、一気に出てきて広まったが、水分が素早く吸収されるというアレだ。脱衣所のマットにすれば、すぐに水分が除去されて快適というシロモノ。なるほど、そりゃ便利だと思ったものの、使い続けるために洗ったりすることを思うと、むしろ面倒じゃないかと思い購入には至らなかったが、今になってこの騒ぎ。アスベストが含まれているとして、約240万個の回収騒ぎになっている。アスベスト、石綿。健康被害の代名詞みたいな存在だが、要は、吸い込んで肺に入ることで影響を及ぼす。ただ、昭和のオッサンには、理科の実験室でビーカーとかフラスコを加熱する時に使っていた『石綿付き金網』が懐かしいかもしれないが、便利だからと広く使われていた経緯がある。もちろん、あの金網、ある時期から同じ白色、同じ網の形状のままセラミックに変わっていたりするので、今は安全だが、ここに来て大量の石綿が入った製品が、普通に流通しているところが不可解なところ。ニトリなどで売られていたが、元を辿れば、中国の1社で製造していたという話。加えて、珪藻土マットと言いながら、珪藻土なんてロクに入っておらず、建物の廃材じゃないかという話まであるが、どちらにしても、途中の安全管理なんて無いに等しいじゃないか。ニトリの宣伝文句は、お値段異常かお値段以上か知らないが、むしろ、お値段は正直に品質を表してると言えよう。一応、成形しているので、そのままでは大きな外はないらしいが、削れたり欠けたりすれば、中から飛散する可能性は高くなるようだ。だったら安全とも言えるが、水分の吸収が悪くなったらヤスリなどで削れ、が正しい使い方だそうで、まぁ、あえて使い続ける理由はない。大手の販売店は回収騒ぎに至っているが、名もない会社の同類品がどうなっているか分からない。下手すりゃ、そのまま捨てるやつも出てくるだろう。●今年の忘年会は開かないのが標準か、ちょっと宴会を開くと騒ぎになる時代になった。そんな中、愛知県西尾市の市議会議員が宴会を開いていた『問題』は、ちょっと論点が違う。タダでさえ集まって飲食するな、って言っている最中に、コンパニオンを呼んでたとか。挙げ句、その言い訳が「コンパニオンを呼んだのは感染防止策の一環」だそうだ。議員が移動して酌をするのは宜しくないので、コンパニオンに運んでもらえばOK、という解釈だそうだが、まぁ、見苦しいバカの良いわけだわな。こんな老害、いっそ、コロナで全員クタばった方が良かったんじゃないか?★☆★
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