大人ももっとがんばろう
2020年03月18日(水)
●「死ねクズ」とか散々言われていただろうが、本当に亡くなったようだ。もはや「オレはコロナだおじさん」で通用するレベルの愛知県・蒲郡市の50代の男性、入院先の病院で死亡したという。コロナウイルス感染前から重い持病があったと記事には書かれているので、直接の死亡原因ではないが、一般的に言われている『持病があると症状が悪化する』には適った話。どんな持病か分からないが、そんな状態でもフィリピンパブで遊び歩けるのかと不思議に思うが、この『○○があると症状が悪化する』のサンプルの1つにはなっただろう。一方で、消炎鎮痛の薬効を持つ『イブプロフェン』により症状が悪化するという情報もある。まだ未確認らしいが、これが本当なら、初期の頃「微熱だし、とりあえず風邪かと思ったので市販の風邪薬を飲んだ」といった行動が、後々の症状に影響する可能性がある。いまだ、確固たる治療法が確立していない新型コロナウイルスだが、多くの人が罹患している中で様々なヒントが隠れているだろう。ぶっちゃけてしまえば、普通の『風邪』だって、これといった特効薬がないので、ある程度解消されるのも時間の問題かも知れないが。●大人が右往左往している中で、心地よいニュースが目についた。甲府市の中学1年の女の子が、せっせとマスクを自作。約600枚を山梨県に寄付したという。ニュースで見たが、1枚1枚ミシンで手作りし、その材料費用もお年玉貯金を切り崩しての調達したという。特に裁縫が得意ではないという中で、『高齢者がマスクを買い求めて何軒もの店をまわる姿を目の当たりにしたことから』はじめてみようと思いったとか。朝っぱらからマスクを買い漁っていた転売バカとか、この子の爪の垢でも飲んどけ、と言いたい。これを偽善だと騒ぐ人もあるが、これこそ『やらない善よりやる偽善』で使うべき偽善側の例であり、それを安易な言い訳に使うヤツとは格が違う。「気持ちがこもっている」とは、こういう場合に使うものだと感心させられる話。まぁ、ゲスの勘ぐりじゃないが、テレビ的ヤラセじゃないことを祈るわ(ああ、心が汚れてるなぁ)●香川県のゲーム規制条例『ネット・ゲーム依存症対策条例』が可決されたようだ。古いオッサンはネットを道路か何かと勘違いしていて、おらが村の出入り口を封鎖すれば外から入ってこない、と思っているんだろう。ネット社会は、場所の概念にたいした意味がないので、おらが村だけで規制したところで、いや、規制するのにそもそも限界がある。まぁ、中身は単に「目安を作った」を超えるものではないので、何かが変わるとも思えないが、細かなところの違いで1つの県がバカだったと証明するか、46都道府県がバカだったのか、後々分かるので、壮大な社会実験だと思えば面白い。★☆★