厳しい年度末
2020年03月31日(火)
●志村けんさんの葬儀の話。感染したご遺体については、遺族らの対面も出来ず、火葬にも立ち会えず、骨を拾うことも出来ないという話。病院から直接火葬場に送られるためだそうだが、そもそも、その病院も感染のリスクがあるからと面会もままならなかったようだ。結構、知らない罹患後の対応。今更ながら、感染力の強さを知る。一方で、『京産大で学生13人感染 欧州旅行や卒業祝賀会参加』という話がゴロゴロ出てきており、出歩き老人に加え、卒業旅行だとか何だとかで若者らによる無自覚(バカ)な行動も目立ってきた。こういう連中のように遊びに行った結果だけでなく、松山市で確認されたような『通夜や葬儀に参列した人たち』による感染を思うと、行動の理由はどうあれ、人が集まれば危険だという話。旅行の類は「楽しみにしていた」という精神的なものに加え「キャンセル料」というリアルなお金の話も入り交じるので、余計に判断を鈍らせるが、多少の銭金のために命を天秤にかける必要もなかろうに。●企業活動にも陰りが出始めた。トヨタグループでは、全国で工場の一時閉鎖を発表していたが、その実、何らかの制限がかかっている工場はもっと多いという。トヨタ市民なので、多かれ少なかれ(未確認だが)情報が入ってくる訳だが、そもそも、部品だの原材料だのが入ってこない状況なので、自動車屋に限らず色々と作れなくなるのは時間の問題だろう。政府などが、必死に「テレワーク」を推奨しているが、個人宅に大型プレス機やら溶接機があるわけじゃないので製造業には無理がある。そうなると、「ものづくり」の現場はとても困るが、すでにトヨタ市界隈は困り始めているわけで、こういう動きはこの近辺だけの話じゃない。とりあえず、物売って稼いでいるところも同じで、商品か物流のどちらでも滞れば、やはり継続は難しくなろう。テレワークは一部では有用だが、特に万能でもない業務の形態。ただ、いかに『定時』に縛られてムダ仕事ばかりしているかを思い知るには良いツールと言える。導入に対する敷居は低いので、必要なら試してみると良かろう。●欧米とアジアの一部からは情報が入るが、南米とかアフリカとか、どうなってんのかなぁ。個人的な興味。★☆★