不要不急の4連休
2020年07月23日(木)
●『ゆかり』という名のふりかけで有名な三島食品。同社が出している青のりが話題になっている。青色のパッケージに『青のり』と書かれたものだったのが、緑色のパッケージに『あおのり』となっているらしい。これ、『青のり』の原料となるスジアオノリの生産量が落ち、調達が難しくなったことから、代替原料で作ったもののようで。「これまでのものとは違うので」という事を認めつつ、今できる精一杯のものとして『あおのり』としたという話。潔いというかバカ正直というか。ただ、この手のファンが多いものは、こっそり変更したところですぐバレるシロモノ。ならば、素直に認めた方が誠意も尽くせるという感じで話題になっているが、「青のりと言いながら緑色じゃないか」とかでパッケージを緑色にしたり、漢字を止めてひらがなにしろとかで「あおのり」にしたりと、今時のバカの声に屈したんじゃないかと思った次第。何だろう、自分の心は歪んでいるなぁ。●岩手県の男性職員、公用車のスタッドレスタイヤを交換した際、それを持ち帰り、自分の車に装着。自分の車に付いていた古いのを公用車に付け、県に新しいタイヤを購入させようとした疑い。「あれ?替えたばっかじゃね?また買うの?」みたいなことで発覚したらしいが、他にも、こういうバカ居るんじゃないか?こいつに対して、停職6ヶ月の懲戒処分としたが、同日、依願退職したというが、43歳で無職になるのか?この辺りの判断が良く分からない。ただ、まぁ、クズがクビになろうが知ったこっちゃないが、それ以上に腹が立つのが、県側の姿勢。『県は被害額が少ないことなどから刑事告訴はしない方針』だそうで、被害額の多少に関わらず税金じゃねーのかと県民は怒るところじゃないの?まぁ、岩手県民は「自分がコロナ第1号になりませんように」と戦々恐々してるだろうから、それどころじゃないか。●こっちはタダのバカか。兵庫県、古本屋にマンガを売りに来た会社員(26)が逮捕された。近所の書店で盗んだ8冊のマンガ本を売りに来たそうで、同じ本8冊をそのまま持ち込んだんだろうか。そりゃ、不審に思われるわな。この手の古書店の犯罪、こういうバカでなければ、もっと確実に売り捌けるだろうか。そう思えば、表に出てこない犯罪はたくさんあると思うが、かと言って、得られる金額を思えば、わざわざ『きっちり』とやる必要もないから、あえて危ない橋など渡る必要もないか。約4千円程度のマンガ本で逮捕される26歳。何だかねぇ。★☆★
集近閉を回避しよう
2020年07月22日(水)
●しばしば耳にする『新しい生活様式』というもの、距離を保ったり手洗いをしたりと、今までとは違う生活や行動のスタイルらしい。何だ、ホストクラブでカネをばら撒いて遊び回るような事を無駄だと悟って、さっさと止めるとか、そういう生活様式じゃないのか(笑)。愛知県でも、それなりの感染者数が発表され「第2波か?」などと驚き、騒いでいるが、むしろ、多少、感染者数が減っただけで、もう終わったかのように解禁して、国までもが旅行にいけGo Toとかやっている訳で、これで感染が広まらないと思っている方がオカシイんだよ。ただね、これ、感染者数だけの発表であり、重症がどの程度かなど、さっぱり報じられてない。ある種『不安を煽るだけの材料』でもあるので、マスコミ的には美味しい話だと気に留めておくことも重要だろう。とは言え、愛知県のショッピングモールでも感染者が出たという話。それほど珍しい話じゃないが、勤め先の皆さんの生活圏にある場所らしく、今朝から、社内でも緊張感が走っている。軽症者でも、出たら出たで対応しなきゃならないカイシャ事情の方が厄介といえば厄介か。●目に見えないウイルスではなく、こちらは目に見える大きな脅威。『クマ目撃相次ぐ』、まぁ、北海道なので、こういうニュースも普通だが、その現場に煮干しだのドッグフードが落ちていたと報じられ、札幌市も「絶対やめて」とのコメントを出しているという。いつだったか、クマさんにどんぐりを、とかいってばら撒こうとしたバカが非難を浴びていたが、ああいった手合いの仕業か、単なる迷惑な観光客まがいの連中の仕業か分からないが、近隣住民にしてみれば、迷惑な話だろう。そんなにカワイソウなクマさんにご飯をあげたければ、手渡ししろよ、って話。ドッグフードより、よっぽど食べごたえのあるご飯になるわな。どこにでも、この手の自分勝手な迷惑バカは居るものだが、かと言って、こういう報道をそのまま鵜呑みに出来ないのも悲しいところ。サンゴのKYなどと傷をつけて嘆いていたバカなマスコミ同様、この手の騒ぎもヤラせじゃない可能性がゼロと言えないご時世。彼らはそれを『演出』というが、単にクマが出ただけじゃニュースにならないから、派手にやろうってのが『演出』だろうか。どうも、自分が理解している語句の意味とギョーカイの解釈が異なるようだが、誰がやったにしろ、迷惑な話だ。★☆★
ああ、もう、夏休みの頃か
2020年07月21日(火)
●朝の通勤路、小学生らの集団登校の姿が見えた。普段よりもかなり早い時間なので、自分が出遅れているのかと錯覚するレベル。暑い夏、涼しいうちに授業を受けるようになったのかと思ったら、午前中のみ登校で給食もなく帰ってくるとか。どうしてそんな変則的な事をするのか不思議だが、よくよく考えれば、本来ならもう夏休みの頃だ。普段なら夏休みのところ、新型コロナの影響による休校措置の帳尻合わせ。子供も大変だが、もう、大人も季節感とか暦とか、よく分からなくなってきている。いつまで続くか分からないが、すぐに収まる話でもないか。●マスクは必需品。夏だろうが当たり前のように着用している。供給不足も解消したのか、布製のマスクも多く出回っている。「マスクなら何でも良い」と言っていた頃に比べて、かなり余裕があると言えようが、余裕が出てきたついでに、色々な素材だのデザインだの出回ってきて、ある種のファッションとも言えるようになってきた。何でもかんでもファッションにするのはどうかと思うオッサンだが、かと言って、この窮状、どうせ使うならと飾り立てたりして楽しむ余裕は悪いことじゃない。これまでの経験上、一般人レベルなら、飛沫飛散を防止する目的が優先で、特に医療用である必要もないので、手作りマスクなども増えてきた。かく言う自分も家人お手製のマスクを使っているが、どこかしら手作りの温かみもあり悪い気がしない。●こういう状況で過ごす一方、アメリカなんぞでは「マスクなんか着けない!」とか言い張っている連中が居たりして、あいつらの自分勝手さと余裕の無さは、いまさらながら驚かされる。突拍子もない事を突き詰めてスゴイものを作る人がいる一方で、大半は、その手のバカばかりなのかねぇ。ただ、この状況下、せっかく満員電車を捨てて、テレワークとやらを始めた会社も、少しずつ元に戻ってきているという日本の事情。「カイシャのシゴト」が、目的・成果ではなく、定時の間、着席し、何が来るかわからないものを処理するような創造性の低い仕事が多いからだろう。同じことを二度としないで済むようにするより、同じことを何度もやってベテランになった方が『よく出来る』だから、それも仕方なしか。ある尺度で見れば、相手がバカに見えるものも、違った尺度なら、その実、バカはテメーの方だという話。まぁ、仕事をもっと効率よく合理的に出来るようにしたら、多くの人が職を失っちゃう国だから仕方がないか。★☆★
生活の中の変化と変わらないもの
2020年07月20日(月)
●オンとオフの切り替え、という言い方があるが、あれ、どちらが『オン』なんだろうね。「仕事がオン」というのが一般的らしいが、よく考えれば、ある種の社畜精神じゃないかと思わなくもない。これは昭和の働き方の価値観か否かは別の機会に論じるとして、とりあえず、仕事が『オン』で話をすすめるならば、あまり『オン』に積極的でない工場労働者みたいな連中にとって、新型コロナによる様々な自粛は、満喫したいオフの時間に制限がかかる生活が続くことになり、生活リズムのメリハリが薄くなる。その結果、確固たる証拠はないが、何となく、現場の『つまらないミス』が増えている気がするが、如何か。そんな特別な環境でなくとも、出歩く機会が減っているのに、交通事故が増えている事を思えば、結構、見えないストレスは溜まっていると言わざるを得ない。●旅行業は惨憺たる結果らしい。前年同月比マイナスほぼ0%とか。まぁ、仕方がないと言えばそれまでだ。慌てて、Go Toキャンペーンなんぞを始めたが、何かそれはそれでどうかと思うわ。そもそも、今どき、宿も交通手段もネットで簡単に予約出来るだろうに、多くの人が『代理屋』を利用する。話を聞くことから、手配から、色々やってくれて便利といえば便利だが、自分が実際に使った感想は、手数料の割に手続きが面倒臭いという感じ。ただ、旅館側にしてみれば、個々人の不安定な予約よりも、代理屋によって『枠』が確保されていた方が便利なので、あまり積極的に直接予約をしたがらない事情もあり、また、宿でなくとも、そういう枠があちこちにあるため、結局、ほとんどの人がパックやツアーを使いまくっている、ってことだろう。その結果がほぼ0%なのも分からなくもない。ただ、ここまでアチラコチラに代理屋が溢れているというのは、それだけ儲かる、ってことで、その需要が停止されれば、アチラコチラに影響を与えることになった訳だ。多くの産業に結びついているから政府が支援します、ってのも分からなくはないが、些末な業界だって不況のところは不況だろうに。世に言われる『新しい生活様式』の中で、自分で旅の予約を、とかいうのがあっても良いと思うが、キップの券売機の前で延々と会議を始めるババアが増えると思えば、代理屋が居なきゃ困るかも知れんなぁ。★☆★
3周くらい遅れた諸外国の皆様
2020年07月16日(木)
●どこぞの国の音楽集会で、観客も警備員もロクにマスクを着けず集まっていたとかいうニュースを朝のNHKで見た。まぁ、あの連中、本当にマスクとか着けないなぁ。アメリカ人だったか、そういうものは病人が着けるものだ、とか、そもそも呼吸する権利を奪うなとか、何かと理由を付けているが、ああいった自分中心の連中には『情けは人のためならず』なんて発想は理解できないだろう。「え?情け、オレのためだろ」みたいな。日本人の場合、マスク警察なんてバカも登場するが、結局、自分がマスクを着けることが、皆もマスクを着けることにつながるわけで、自分を特別視しないというか自分の主張だけを重要視しないというか、そういう感覚があるから、ほとんど自動的にマスクを着けるんじゃなかろうか。そういう価値観だからこそ、秩序の保ち方も、明文化されたルールから、よく分からない常識や、その場の空気などで保たてるが、確固たる拠り所がなく、個々人が勝手な自由を主張する国では、当たり前のように警官が銃を撃つんだろう。何らかの力がなければ、話を聞こうとしない連中ばかりだからこそ、銃器などの圧倒的な制圧力が必要という、まぁ、自由の先進国か野蛮人か分からない話だな。●『バンクシーと知らずに消去』、ロンドンの地下鉄にバンクシーの『作品』と思われるものが描かれていたが、それを知らずに清掃員が消しちゃった、というニュース。どうして、落書きを清掃員が消したことがニュースになるのかさっぱり分からない。だいたい、風刺画とか言ったって、中日新聞の社会欄の片隅に書かれている政治風刺のカットと大差ないじゃないか。こんな落書きバカを特別視している理由が分からない。いや、擁護しているヤツとて、分かっていないんだろう。「そういう価値だから」と一緒になって讃えているだけの話。現代版の裸の王様のようなものだが、そもそも、そのスッポンポンのヤツは王様ですらない。現代アートの巨匠に与えられた特権は落書き無双とか、迷惑な話だわ。●旅行代金の一部を肩代わりしてくれるとかいうGo Toキャンペーンは、「キャンセル料を誰が払うんだ」みたいなくだらない理由で進められるらしい。正直なところ、検査数が上がって感染者数が多く見えるだけで、その実、重症化するケースは減っているので、大騒ぎする必要はないと思っているが、かと言って、あちこち出歩く必要もないので、旅行なんかもう少し我慢すりゃいいのに、というのが本音のところ。もしこれで、感染者が増えれば、キャンセル料の方が安上がりなのになぁ。手土産はコロナかね。★☆★