終わりの始まり
2021年03月18日(木)
●東京五輪のオフィシャルショップが閉店したらしい。これがどういう位置付けの店舗か分からないが、まだ始まってもいないのに閉店する店舗がある以上、少しずつ、終息に向かっているんだろう。森元のジイさんが辞めたタイミングなど、セクハラだなんだと騒がれたよりは、むしろ『先陣を切った』という感じ。その後、色々な不祥事や不謹慎な発言が不自然に飛び出して、1人減り2人減りといった感じで、上手に逃げたヤツが勝ちになろうか。最後に残るのは、開催を切望するアスリートと、お祭り好きのボランティアくらい。開催されない大会の中、チキンレースだけが熱く展開されている。●とは言え、緊急事態宣言の終了が3月21日になると言われているが、東京都の『数字』がそれほど減っていない中で、何を言っているんだろうというところ。むしろ、聖火リレーが始まるタイミングだから、企業からの異動に伴う引越し時期になるから、という理由のほうがピッタリくる。ピッタリくるから正解という話ではないにせよ、慎重に数字と比べて対応していた状況から考えると、楽観すぎる判断に見える。まぁ、そういう企業や団体の圧力よりも、「どうせ、都民のバカ、何を言っても言うことを聞かないから、宣言を続けても意味ないわ」という諦めが理由だと、むしろ、一番、しっくりくるが(笑)。●最近のマクドナルドは、スマートフォンから注文して受け取れるので、家人などは便利に使っている。ある日、そんな受け取りカウンターを見ていると、中々、取りに来ない商品があるのに気がついた。多くの場合、既に近隣に待機して番号が呼ばれるのを待っているので不思議に思っていたが、程なくして『配達員』らしい格好をした人が現れて持っていた。出前サービス、豊田みたいな田舎にもあるんだなぁ、と気付いた瞬間。普通にカウンターで受け取ることを驚いた。ああいったサービスの是非はあれ、個人的には、店員とは無関係の、どこの誰だか知らないようなヤツが運んでくるメシを食う気になれないが、都会じゃ普通に使ってんのかね。途中で何かあっても、店員が出前をしているなら、店へのクレームが、そのままバイトに伝わり改善されようが、配達業者を通して、間接的に『個人事業主』を名乗る奴に伝わるだけで、「ただの荷物運び」程度の意識を持った定額労働者に伝わるとも思えない。言い方は悪いが、奴隷制度に慣れたような連中が考え出した、この手のビジネスを、そのまま日本に持ってくるところが間違っているが、扱い的には奴隷以下の労働力も普通に存在するようになったので、むしろ、土壌が整ったから必然的に入ってきたのかも知れない。★☆★