2020年06月04日 記事
いまだに『犬』だと思ってる人もある。

2020年06月04日(木)

●人間ドック。会社の健康診断は、いわゆる健康診断と人間ドックの2種類があり、集団で行うのが前者、高齢になったり会社の備品的立場になった場合は後者となっており、お値段も違う(笑)。とりあえず、毎年、人間ドックを受けているが、毎年、少しずつ『改善』されていて感心する。それは、取り違えを減らしたり、ちょっとした伝達ミスを減らしたりと、効果は些細なことのようだが医療現場だと思えば、重要な話。これが、ダメな組織の場合、年々ダメになっていくのが分かる怖さがある。また、コロナの影響で、都度、アルコール消毒をしながらの進行となり、受ける側の時間は長くなるが、あの様子を見ていると、普通の人の日常生活で消費する消毒薬の比ではない事がよく分かる。そう考えると、私欲に走り、転売するために買い占めた連中の『自由』の主張に腹が立つ。●不鮮明な画像を得るために、ムダに放射線を浴びた挙げ句、下剤とトイレと仲良しになるなら、直に見た方が良い。そう思い立ってから、ここ何年も、胃の検査は内視鏡にしている。それも、鼻からカメラ。楽だ楽だと言われているほど楽かどうかは個人差があるが、口の奥を通過するあたりを過ぎれば、後は惰性で大丈夫。とある行為の描写で「力抜いて、天井の節の数でも数えていたら終わる」という言い方があるが、鼻カメラも「力を抜く」が重要になる。どうしても体に力が入るが、ふと、緩めると楽になる。そして、モニターを見ながら先生と会話もできるのでオススメだ。特に問題のないポリープ3つが見つかったが、それ以外はキレイなもの。自分の体内のライブ中継、それも専門家の解説付きで、おまけに自分は寝転がっているという贅沢さ(笑)。ついでに、おまけに終わった後、30分もしないうちに麻酔も切れ、普通に飲み食いも出来るので、今更「もう出終わったか」「何だか残ってる気がする」などとトイレに繰り返し行く必要もないのが嬉しい。●検査検査で医療費の無駄遣い、という人もあるが、きちんと検査ができる体制が整っている国と、とりあえず自己責任で、ロクに保険制度が整っていない国とで、新型コロナの結果が大きく違ったことを思えば、そういう体制が整っていた方が安心だ。何を以って『国力』と称するか見方によって違うにしろ、安心して医者にかかれる事は重要だと考える訳で、崩壊させるような利用の仕方や、それを悪用するヤツには、他事より怒りを覚える次第。いや、医療に限ったことじゃないが。★☆★
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