意識のない弱者
2020年06月25日(木)
●「自分で詰める水ボトル」、無印良品が発売するらしい。エコとか何とか騒いでいるが、過去にもあったこの手のマイボトル系のキャンペーンは、大抵、長続きしない。そもそも、「給水所があちこちにあって、そこでお水を自分で汲んでね!」とかやったところで、何か飲みたいならコンビニ立ち寄るか、自販機で何か買った方が早かろう。「水道水」が詰められることをとやかく言っている人もあるようだが、水だってタダじゃないし、勝手にそこらの蛇口から水を汲むことは出来ないんだから、そこは論点じゃないだろうに。まぁ、訳のわからない「西海岸」のコーヒー啜って喜んでいる層もあるんだから、190円で空容器を買って、水道水を持ち歩くのも、お好きな人には悪くないか。ただ、こういうキャンペーン、自動車移動が当たり前の田舎じゃ無理だが、田舎者より移動に徒歩を使う都会じゃ、その分母が大きいだけに多少の利用者でも一定以上の効果があるのも面白い。都会人だから出来る都会人っぽいキャンペーン。上京してきた田舎者が都会に馴染んだ感を得るのに、都合が良いイベントなんだろうね。まぁ、田舎者はポリタンク持って沢に水汲みにでも行ってろ、と(笑)。●『スケボー特攻5歳児』、酷い言われようだが、正直、防ぐのは難しくないか?ミニバンに轢かれて亡くなった5歳児の再現映像。ただでさえ小さな子が腹ばいになって突っ込んでくるとか、自分でも確認できる自信がない。それも、普通の道路であって、こんなところでスケボー遊びをしているとは思わないような場所だ。「だろう運転」はダメだというが、いくらなんでも度を超えている。もちろん、現行の法律では自動車の不注意だので運転手が悪いことになるが、法律上、どちらが悪かろうが、亡くなった子は生き返らない。最近は「叱らない育て方」が流行っているというが、そこでも「人を騙したり、命の危険に関わる場合は別」という但し書きは付いている。交通弱者を勘違いして無茶苦茶な走り方をしている自転車乗りも同様で、何かあればクルマが悪いが、痛い思いをするのはテメーの方だと分かっていない頭の弱者が多いことを思えば、そんな風潮の中での事故とも言えようか。●ココ最近、東京から発表されるコロナ感染者数、多くないか?解除した結果、こうなっちゃった感があるので、残念ながら当然の結果かも知れないが、世の中、もう終わった後の話ばかりしているのが気になる。慣れって怖いな。★☆★