「あなたのためを思って」を添えるエゴイズム
2020年06月13日(土)
●働き方改革で、当日記、土日を原則お休みにしたが、なかなか大したものだと思ったので書くことにした。芸能人の不倫話。共犯者の癖に週刊誌にネタ売って被害者ぶってるクズはクズとして、あの芸人の奥さん、佐々木希がコメントを発したコメントが異例に感じたからだ。曰く「主人の無自覚な行動により多くの方々を不快な気持ちにさせてしまい、大変申し訳ございません。」と。芸能人だから、これで一気に破局したり、黙って何も言わなかったりと、これまでのパターンだと思っていたところに、まさかの謝罪。正直、感心した。もちろん、芸能シナリオとしての発表もあると思うが、そもそも不倫だの浮気だのは家庭の問題。夫婦として対等であれば、どちらかが出すコメントに意味はあろう。勘違いしたバカにとっては「どうしてあなたが謝るの?」という話だろうが、家庭の問題なんだから、お前らがとやかく言うな、って事じゃないか。バカ夫を妻が許した、と言っても、この手合いは「許せない」んだろうが、この手のバカは、一体、誰の何に対して腹を立てているんだろうか?●この謝罪を潔く、また、新鮮だと受け取ったのは、ここ最近の「謝罪」のあり方がある。犯罪を起こしたクソガキ、大抵、出てくるのは学校の校長とかだ。「学校は何やってる」「教育が悪い」とか言い出す連中は、どこの誰が「保護者」なのか理解しているんだろうか?その「保護者」らしき大人が「うちの息子がお騒がせして、大変申し訳ありませんでした」と謝罪会見に臨んだとか見たことがないし、むしろ、隠れて出てこないのが普通という有様。「親の顔が見たい」はプライバシーの侵害とやらでで時代遅れになったのだろうか?でも、ガキの不始末を親の代わりに学校が謝るなんて話は、もっとオカシイし、その責任を100%学校に押し付けるマスコミや周囲の姿勢もおかしいだろう。ここ最近、そういう不祥事と謝罪の組み合わせしか見たことがないので、この謝罪は新鮮であり、また、それを理解できない連中も少なくないと言えよう。●「芸の肥やし」なんてのが通用したのは昭和の前の方の話、また「貞淑」なんて言葉も何かのハラスメントになりそうなご時世なので、結果的に「謝罪」は理解できない行動と受け取られるだろうか。そして、大抵の場合、男側が問題を起こすので、これを擁護するとフェミニズムを勘違いしたバカ女がトンチンカンな理屈でギャンギャン吠えるので、余計に話がまとまらないが、こんなの当事者が決めるべき話。これを、いちいち「芸能ニュース」とか騒ぎ立てている連中こそ、元凶と言えようか。★☆★